江の島・鎌倉と周辺エリアのマップを各エリアの説明とともにご紹介します。
小田急線・江ノ電・JRの3路線が乗り入れる湘南への玄関口。藤沢駅周辺は百貨店や市役所、様々なジャンルの飲食店もあり、賑わうエリア。かつて東海道の6番目の宿場であった藤沢宿の歴史を残すスポットも点在しており、歴史を訪ねて散策にもおすすめのエリアです。
正式名称は、「藤澤山 無量光院 清浄光寺」。鎌倉時代の僧、一遍上人が開いた時宗寺院の総本山。紅葉のシーズンに真っ黄色に彩られる大銀杏は樹齢700年とも500年ともいわれた大木で、藤沢市の天然記念物にも指定されています。
ビーチバレーやサーフィンの日本における発祥の地である鵠沼海岸周辺はサーフショップやサーフィンスクールが立ち並ぶ、サーファーに愛される海街。鵠沼海岸商店街にはふらっと立ち寄りたくなるベーカーリーやカフェががあり、のんびりお散歩するのにぴったりなエリアです。
古くから伝説や歴史、信仰に彩られ、長年親しまれてきた観光地。神社や商店街、植物苑や展望台など見どころが多く、国内外から多くの観光客が訪れます。夕日や富士山など絶景も堪能できます。海はもちろん、季節限定のイベントも開催され、いつ訪れても楽しめるエリアです。
ご祭神は三姉妹の女神。遠く古代から信仰され、江戸時代には仏教とつながり、弁天さまが祀られ大いに賑わってきました。今も海の神、幸福・財宝を招き、芸道上達の功徳を持つ神として参詣者が絶えません。
イギリスの貿易商であるサムエル・コッキング氏が私財を使って造園した和洋折衷の庭園。園内には世界各国の珍しい植物が植えられており、毎年1〜3月にかけて250 種500 本の椿が咲き誇ります。
「江の島サムエル・コッキング苑」内にある湘南のシンボルとして親しまれる展望灯台。海抜101.5mのガラス張りの展望室やその上の屋外展望台からは富士山、伊豆半島、箱根や丹沢山系などが臨めます。
長年にわたり波の浸食によってできた洞窟。第一岩屋(奥行152m)と第二岩屋(奥行56m)から成り、古くから信仰の対象として崇められてきました。自然の神秘を感じる江の島随一のパワースポットです。
目の前に広がる相模湾と太平洋の生物を中心に、独自の見せ方や新しい企画で、いつ訪れても新鮮な気分で楽しめる水族館。逗子など近隣の水辺や相模川と関連した展示などもあり、身近な自然の体験ができる工夫がなされています。
江の島駅から一駅、七里ガ浜や稲村ガ崎からも徒歩圏内という近さながら、昔ながらの商店が並び、江ノ電が道路をのんびりと走ってゆく姿が望めるノスタルジックな雰囲気の港町。揚げたての魚のフライや新鮮な海鮮が楽しめるお店もあり、港町ならではの魅力あふれるエリアです。
江の島のシルエットと、沈みゆく夕日が美しいフォトジェニックな海岸。波音に癒やされながら砂浜でのんびり夕日を眺められる腰越海岸では、海、江の島、富士山を同時に楽しめる贅沢な景色を堪能できます。
室町時代に建立され、日蓮上人の霊蹟としても知られるお寺。龍口寺の山の上からは、海と空の青色と山の緑色が美しい景色を臨めます。境神奈川建築物百選に選定されている本式木造五重塔も必見です。
相模湾や江の島の眺めが美しい高台に立つ歴史ある神社。源頼朝が伊豆の流人だった頃から仕えた武将、佐々木盛綱が創建し、風もないのに揺れる「小動の松」があったと伝わる岬に神社があることが由来と言われています。
海沿いを走る江ノ電やオーシャンビューのレストランなど海を近くに感じられるエリア。おしゃれなカフェや話題のスイーツ、ライフスタイルショップなど、海辺の散策とあわせて訪れたいお店もたくさん。七里ガ浜からの江の島と富士山の共演は絶景で、サンセットタイムが特におすすめです。
江ノ電沿線にはフォトジェニックな駅がいくつかありますが、鎌倉高校前駅はその代表とも言える駅。アニメやドラマの聖地としても人気です。海をバックに踏み切りを渡る江ノ電の姿を収めたカットはまるで絵はがきのようです。
2017年にリニューアルした展望風呂の目の前には海が広がり、富士山と江の島を眺めることができます。美人の湯としても有名なモール泉は濃い金褐色で一切加水されておらず、美肌&保湿効果も。
相模湾、江の島、富士山、そして夕日と鎌倉を代表する絶景を眺められる海浜公園。あたたかい季節にはピクニックも楽しめ、芝生の上でゆっくりと過ごす人々で賑わいます。紫陽花の季節もおすすめです。
緑が多く静寂に包まれた極楽寺周辺から、「花の寺」として親しまれる長谷寺や大仏で有名な高徳院のある長谷、鎌倉を代表する海水浴場の由比ガ浜と景色の変化を楽しめるエリア。路地裏の隠れ家カフェやひっそりと佇むセレクトショップを訪れたり、散策にもおすすめです。
鎌倉大仏として名高い像高約11.3mの阿弥陀如来坐像を本尊とする浄土宗の寺院。武家政権と民衆の安寧を願ってつくられた大仏は750年以上鎌倉の地を見守り、今もなお数多くの信仰を集めています。
四季を通じて花が絶えることのない「鎌倉の西方極楽浄土」と呼ばれ「花の寺」として親しまれるお寺。海と町並みが一望できる見晴台や、愛らしい地蔵など見どころが多く、紫陽花の季節は特に多くの人が訪れます。
鎌倉幕府2代執権北条義時の三男、北条重時が開基、のちに忍性上人が開山として迎えられた茅葺き屋根の山門が印象的お寺。山門から本堂までの参道のアーチのように咲く桜、初夏の山門前に咲くあじさい、夏の百日紅など季節毎に境内を花が彩ります。
鎌倉駅東側、若宮大路から鶴岡八幡宮とは反対側に位置する大町は、駅近を感じさせない落ち着いたまち。大町を抜け徒歩20分ほどでたどり着く材木座は、昔ながらの魚屋や八百屋に加え、最近ではカフェやスイーツ店が仲間入りするなど、下町感と新しい文化が調和するエリアです。
鎌倉駅西側、雑貨屋や個性派のカフェが立ち並ぶ御成通り商店街や、桜や紅葉が美しい源氏山公園など、小町通りのある鎌倉駅東側と比べ落ち着いた雰囲気のエリアです。
鎌倉駅の東側、鶴岡八幡宮への参拝客や、小町通り・若宮大路を行き交う観光客で賑わう鎌倉の中心地。鎌倉らしいお土産を買うならこちらへ。由比ガ浜から続く鶴岡八幡宮の参道である若宮大路の中央の一段高い道は段葛と呼ばれ、桜の名所としても親しまれます。
鎌倉を代表する参拝スポット。源頼義公が源氏の氏神として八幡宮を由比ヶ浜辺に祀ったのが始まりで、1191年に上下両宮が現在の地に整えられた。大石段を上った奥にある本宮をはじめ、800年余もの時を越え今に伝える建造物が点在します。
鎌倉駅東口から鶴岡八幡宮まで、若宮大路と平行に走る通りで、国内外からの観光客で賑わいます。鎌倉らしい海鮮を使った食事や伝統的な土産物屋、流行のお菓子まで、幅広いジャンルのお店が軒を連ねます。
鶴岡八幡宮の東側に位置し、谷戸の中に鎌倉最古のお寺の杉本寺や竹林の庭が美しい報国寺など古刹が佇む落ち着いた古都の風情を感じられるエリア。自然豊かなこのエリアには、緑に癒される隠れ家的なカフェもあり、喧噪を離れてお寺巡りと一緒にゆったりとした時間を楽しむことができます。
緑深く、禅寺が集まる凛とした空気が漂う古都の情緒あふれるエリア。鎌倉五山第1位の建長寺やあじさい寺と呼ばれる鎌倉屈指の花寺の明月院など名刹が集まり歴史を感じながらの散策が楽しめます。「鎌倉アルプス」と呼ばれるハイキングコースもあり、自然も満喫できます。
禅宗の寺格を示す鎌倉五山第1位の名刹。加えて、臨宗建長寺派の大本山でもある今から約760年前の1253年に鎌倉幕府5代執権北条時頼が建立した、日本で最初の禅の専門寺院です。
臨済宗円覚寺派の大本山。1282年、鎌倉幕府第8代執権の北条時宗が元寇による両国の戦没者の霊を弔うために中国から無学祖元禅師を招き建立されました。夏目漱石の「門」の舞台としても広く知られています。
1160年創建の明月庵が起源で、その後八代執権北条時宗が最明寺を前身として禅興寺を創建。その塔頭として明月院と改めらました。2500株のアジサイと谷戸の景観が名所となり、「あじさい寺」と呼ばれています。