鎌倉駅東口から徒歩5分ほど、アクセスの良いお花見スポットのひとつである妙本寺は、駅近とは思えないほど、緑豊かなお寺です。
この地に住んでいたと言われるのが、『鎌倉殿の13人』の中に登場する比企一族。源頼朝・頼家の乳母(めのと)を務め、さらには比企能員の娘・若狭局が頼家の子をもうけ血縁関係を結んだことから、その権力は高まるばかりでした。しかし、政治的な対立の末、比企氏は北条氏に滅ばされます。その菩提を弔うため建立されました。
悲しい歴史から長い時を経て、今では、四季折々の草花に彩られる地元住民の憩いの場所として愛されています。