7年間パリに暮らし、修業したオーナーシェフのハーブやスパイスを使った料理と自家製スイーツを楽しめるのが2024年6月にオープンしたばかりの「+h café kamakura /アッシュカフェ カマクラ」です。自然に囲まれた大町の住宅街で、フランスの文化をベースにオリエンタルなエスプリを掛け合わせた品々で、早くも評判が広がり多くのお客様を魅了しています。鎌倉駅から歩いて18分ほどの距離ながら、散策を楽しみながら訪れたいお店です。
7年間パリに暮らし、修業したオーナーシェフのハーブやスパイスを使った料理と自家製スイーツを楽しめるのが2024年6月にオープンしたばかりの「+h café kamakura /アッシュカフェ カマクラ」です。自然に囲まれた大町の住宅街で、フランスの文化をベースにオリエンタルなエスプリを掛け合わせた品々で、早くも評判が広がり多くのお客様を魅了しています。鎌倉駅から歩いて18分ほどの距離ながら、散策を楽しみながら訪れたいお店です。
鎌倉の苔寺として有名な妙法寺の裏山中腹に忽然と現れるアッシュカフェ カマクラは、この場所にあった日本家屋を6か月かけてリノベーションしたカフェです。「カフェ全体に広がりを持たせるため、ウッドデッキのテラスを設け、妙法寺さんの森をカフェ空間の一部として取り込むようにしました」と設計を担当したオーナーで建築家の浅見さん。
ランチメニューは「鎌倉野菜のオリエンタルライスプレート」、「キッシュプレート」、「本日のボールプレート」の3種類で、それぞれ週替わりでその内容が変わります。
この日のオリエンタルライスプレートはタイのライスサラダ「カオヤム」。バタフライピー(マメ科の青い花)で炊いたライスの周りに鎌倉野菜、グレープフルーツなどの柑橘系フルーツ、ナッツがたっぷりと盛られたヘルシーな一皿です。生姜、にんにく、ナンプラーなどを使ったドレッシングをかけて、ごはんと混ぜながらいただきます。(週替わりスープ付き)
週替わりで色々なカレーを楽しめる「本日のボールプレート」。この日のカレーは、ココナッツミルクを使わないタイ北部の豚バラカレーで、弱火でじっくり煮込まれたバラ肉がほろほろと柔らかく旨味たっぷりでした。サイドディッシュは茄子、コリンキー、パプリカをオーブンで焼いてマリネ液に漬け込み、木綿豆腐と合わせた一品。メープルシロップのほのかな甘さが、スパイシーなカレーに絶妙にマッチしていました。
ドリンクは珈琲や英国の紅茶、トロピカルジュースの他にオリエンタル・ティーも充実。中でもタイのポピュラーなデザートである「マンゴースティッキーライス」のフレイバー紅茶はマンゴー、ココナッツミルク、ジャスミンライスの甘い香りが絶品です。単品でも、ケーキと一緒にでもポットサービスでたっぷり2杯分楽しめます。
お店のオーナーは建築家の浅見和宏さん、シェフ/パティシエの浅見博子さん夫妻。博子さんは自宅で料理・菓子教室を5年間主宰した後、2007年に家族とともにフランスへ移住。渡仏中も日本でのカフェ開業という夢の実現のため、パリの料理教室、製菓学校で学び、さらにフランス人パティシエの下で修業を重ねます。
2014年に帰国後、キッチンカーでのモバイルカフェを始め、自宅での料理・菓子教室も再開します。
そして、2018年には東京都荒川区で念願の固定店舗「アッシュカフェ アラカワ」を開業。
2024年6月にパティスリーカフェとして人気店となったアッシュカフェ アラカワに加え、鎌倉で「+h café kamakura /アッシュカフェ カマクラ」をスタート。オーナー夫妻が30年以上前からずっと魅了されてきたというタイの文化・料理と、様々なスパイスやハーブを使うフランス料理を融合した創作オリエンタル料理の洗練された味わいが口コミやSNSで評判を呼び、早くも多くのお客様が訪れています。
浅見夫妻は7年間暮らしたパリの人たちのライフスタイルのように、鎌倉でも「日常的に自分の時間を存分に楽しんでもらえるような場所を提供したい」という想いでお客様をお迎えしているそうです。
森に抱かれた隠れ家のようなカフェ。大町周辺の寺社巡りの際に立ち寄り、ゆったりとリゾート気分に浸ってみてはいかがでしょう。
※掲載情報は2024年8月取材時点のものです。
※掲載している情報が変更になっている可能性がございますので、公式サイト等で最新の情報をご確認ください。