「江の島・鎌倉フリーパス」は小田急線各駅からの往復割引きっぷがついた、小田急線藤沢駅~片瀬江ノ島駅間と江ノ電全線で乗り降り自由になる、お得に周遊が楽しめる乗車券です。江の島・鎌倉地域の施設や飲食店などで割引などの特典も受けられます。
なお、小児用ICカード利用時のこども運賃は小田急線内一律50円です。江の島・鎌倉フリーパス(こども運賃)については、こちらをご覧ください。
片瀬江ノ島駅から徒歩7分ほど、地下道を通り江の島弁天橋手前(公衆トイレ隣)にある乗船場から遊覧船「べんてん丸」に乗ってみましょう。江の島の最奥、稚児ヶ淵・岩屋方面へ約6分で移動することができます。料金も手ごろで大人400円、小人200円(6才以上、小学生)、満5才以下は無料です。
これからの暑い季節はお子さまの体力や時間の節約にも良いですね。
安全第一での運行となっており、天候、海況より欠航の場合があります。当日の運行時間や運行状況につきましては、毎日9時半頃更新される藤沢市観光協会ホームページで確認ができます。
生きた小魚や蟹、貝を見つけることもでき、海藻も色と形が特徴的で見ているだけでも飽きません。
満潮時や荒天の日には稚児ヶ淵付近の磯場へは立入りできません。海況に気を付けてお楽しみください。
入口からすぐ、両側の壁面には江の島の歴史や特徴を知ることができるパネルが掲示されています。江島神社の起源とも言われる「龍神伝説」についてや、葛飾北斎や歌川広重が描いた江の島の浮世絵も。江の島が古くから信仰や修行の場所であり、また避暑などレジャーの島としても親しまれてきたことが分かります。
この龍神様、最初は暴れん坊で有名だったそうですが、弁財天様に恋して以降は大人しくなったという謂れがあります。江島神社のルーツとも言われる場所で、鎌倉時代の名だたる武将らも参拝した記録も残っています。内部のあちこちに往時に奉納された石像があり、人々が詣でたことが分ります。
入場料は大人500円、小学生200円です。
「江の島・鎌倉フリーパス」提示で入場料が10%割引となります。
関東近郊では少ない洞窟探検が楽しめます!
江の島でたっぷり遊んだあとは、お腹ペコペコなお子さまと一緒にカジュアルなイタリアンをいただきましょう。全席オーシャンビューという解放感溢れる店内は、客席数も多く、お子さまと一緒の食事でもストレスなく食事を満喫することができます。
せっかくの江の島、鎌倉ということで「しらす」を使ったメニューも充実しています。「シラス・マルゲリータ」ピザや「昔ながらのナポリタン」スパゲッティはお子さまにも食べやすくて人気とのこと。もちろんドルチェなどの甘い物、ドリンク類も充実しています。午後の活力をチャージしましょう!
日本で最初にイルカショーを開催したことでも有名な(旧)江の島水族館のDNAを引き継ぎ、2004年に「新江ノ島水族館」としてグランドオープン。「えのすい」という愛称で地元からも愛され、目の前に広がる相模湾と太平洋の生物たちを中心に、独自の見せ方や新しい企画で、いつ訪れてもフレッシュな気分で楽しめる総合レジャースポットです。
お子さま連れに嬉しいポイントとして、(1)入口すぐの女性用トイレが広く快適(2)お誕生日入場特典「えのすいハッピーバースデー」(前日正午までの申し込みが必要)(3)ベビーカーの移動に快適な広い通路やエレベーター(4)屋外テラス席(オーシャンデッキ)での持ち込みお弁当飲食もOK!などなどお子さまと一緒に楽しんでもらえるような配慮が沢山あります。
下から見上げると約8000匹のマイワシの群れが常に形を変化させ光を反射させ泳いでいます。優雅に泳ぐエイやサメの姿も。約2万匹が泳ぐ迫力の水槽からはディスプレイ越しでは得られない感動があります。本物の魚たちが目の前を泳ぐ姿に時間を忘れてしまいそうです。
1982年から2002年までの間に1411回の潜航を行った有人潜水調査船 JAMSTEC(国立研究開発法人海洋研究開発機構)の「しんかい2000」。日本の深海調査、研究に大きな貢献をもたらしたそうです。えのすいでは、光の届かないような深海での調査の様子や深海の生き物も一緒に紹介しています。
「エデュテインメント型水族館」を掲げる新江ノ島水族館は、海の生き物たちをただ見て楽しむだけではなく、学びや新たな気づきにも導いてくれます。
海で採集したカタクチイワシ(成魚)を飼育し、産卵した卵を育て、累代繁殖をしながらシラスからカタクチイワシまでの成長の過程を紹介する「シラスサイエンス」コーナーをはじめ、小さな水槽で生き物を観察しやすくした「相模湾キッズ水槽」、逗子など近隣の水辺や相模川と関連した展示など、地域密着のテーマと重ねて身近な自然を凝縮して知ることができ、体験できるように工夫されています。
子どもだけでなく大人までも思わず笑顔になってしまうイルカショー。あの大きな身体のイルカが宙を舞う姿、ダイナミックな演出に見入ってしまいます。
また屋外展示のウミガメやカピバラコーナーも間近で大きな実物を見れてKIDSたちも嬉しそう。「タッチプール」では、ネコザメなど相模湾に棲む生物に直接触れることもできます。
じっくりと生き物を見て、触れ合うような楽しみ方以外にも、ぼーっと水槽の中を眺める癒し的な楽しみ方も。2回分の入場料で購入できる年間パスポートが人気でリピーターさんが多いというのが頷けます。
「江の島・鎌倉フリーパス」提示で入場料が10%割引となります。
夏のハイシーズン期間は事前予約が必要な日もありますので、ホームページをチェックしてお出かけください。
七里ヶ浜駅から海沿いを徒歩4-5分程度で到着するのが2022年1月に新しくできたばかりの【HOLIDAY ICE CREAM STORE】。国道134号線の向こうは相模湾。江の島が見える絶好のロケーション。
「毎日変わる七里ガ浜の景色は見ていて飽きないです」と語る店主の前野さんご夫婦。神奈川県足柄産のきんたろう牛乳をベースにした「ミルク」をはじめ、濃厚な「クッキー & クリーム」などの定番ものから、「抹茶フランボワーズ」や「トフィー ピーカンナッツ」などユニークなフレーバーも。乳製品不使用のソルベ(シャーベット)も含め毎日8種程度から選ぶことができます。コーン以外にカップも選べ、持帰りにも対応されています。
レギュラーサイズ(カップ)はシングル500円、ダブル700円。10歳までOKのキッズサイズはシングル300円、ダブル400円!というお子さま連れには嬉しい価格も魅力的(コーンの場合はレギュラーサイズ+50円、キッズサイズ+30円)。1日お子さまと動き回った疲れた身体に冷たくてスイートなアイスクリームは最高です。
「毎日いろんなことがあると思いますが、そんな日常の中でもアイスクリームを食べるひとときくらいは、そういう日常を忘れ、まるで休日=HOLIDAYのような気分を楽しんでほしいという願いを込めてHOLIDAY ICE CREAM STOREという店名にしました」。週末は観光のお客さんが多いそうですが、地元の方にもすっかり定着し、日々地域の方々にHOLIDAY気分を提供されています。
店内と店頭に飲食スペースがあります。お子さまとの1DAYトリップ、HOLIDAYの仕上げのおやつに、七里ガ浜までアイスクリームを食べにGO!
「地のよいものを、よい時に、よいカタチで。」をコンセプトに掲げ、藤沢や鎌倉エリアで人気の食品や調味料、お菓子などを厳選し販売するのが「湘南藤沢スーベニールズ」です。
小田急藤沢駅改良工事に伴い2023年6月25日に閉店しておりましたが、同年11月16日に藤沢駅の隣にある「フジサワ名店ビル」の地下1階に移転し、リニューアルオープンしました。
江の島名物の「たこせんべい」をはじめ、江の島・鎌倉ナビでも紹介されているGoodman Coffeeのドリップバックや紅茶専門店ディンブラの紅茶など地域で人気のお店の商品が並んでいます。
お土産の購入はもちろんのこと、ギフトラッピングや配送にも対応されていますので、ギフトや贈答品のお求めにもぴったりのお店です。藤沢駅からすぐの場所にありますので、藤沢・江の島方面へお出かけの際には、気軽にお立ち寄りください。
「江の島・鎌倉フリーパス」は小田急線各駅からの往復割引きっぷがついた、小田急線藤沢駅~片瀬江ノ島駅間と江ノ電全線が乗り降り自由になるお得な乗車券です。
以下は、今回のルートのおさらいです。
小田急新宿駅→小田急片瀬江ノ島駅→江の島(稚児ヶ淵、江の島岩屋)→iL CHIANTI BEACHE、新江ノ島水族館→江ノ電江ノ島駅→七里ヶ浜駅→HOLIDAY ICE CREAM STORE→七里ヶ浜駅→江ノ電藤沢駅→湘南藤沢スーベニールズ→小田急藤沢駅→小田急新宿駅。
提携施設の割引も含めますと通常のIC利用の運賃よりおとな426円、こどもで60円お得になりました。
さらに、iL CHIANTI BEACHEでは江の島・鎌倉フリーパスの提示で飲食代金が5%割引!
その他の優待・割引施設はこちらでご確認いただけます。
2022年3月12日(土)からの小児IC運賃が全区間一律50円になったことに伴い、江の島・鎌倉フリーパスのこども料金が410円~430円となっています。お子さまと一緒のお出かけにぜひご利用ください。
取材 ALOHAS
※価格はすべて税込みです。
※掲載情報は鉄道運賃に関する部分を除き、取材日時点(2022年6月、2024年7月)のものです。