#絵はがきになる日常を

【2024夏】朝・昼・夜の魅力がわかる、絵はがきになる日常トリップ

江ノ電や小田急の車内や駅の構内などに、季節ごとに掲げられる江の島・鎌倉ナビのポスター「#絵はがきになる日常を」。夏の電車内を彩るポスターの撮影スポットと、その周辺のおすすめスポットを紹介します。どんな時間に訪れても魅力的な沿線の風景を探して、あなただけの絵はがきになる日常をみつける旅に出かけましょう!

8:00【大蔵幕府跡】古都の風情が残る道を浴衣で散策

雪ノ下3丁目にある清泉小学校の側に「大蔵幕府跡」の石碑があります。源頼朝の墓から少し金沢街道に向かって歩いた場所に位置しており、そこを中心に、東御門、西御門、金沢街道に囲まれた地域に、将軍御所、公文所、問注所など幕府の主要施設が置かれたと考えられています。

何気ない道の先に源氏ゆかりの史跡が残るのも鎌倉の魅力です。朝の涼しい時間に、浴衣姿で色々な道を歩いて、かつての街の営みに想いを馳せてみてはいかがでしょうか。

9:00【鎌倉宮】白と赤の鳥居がフォトジェニックな神社で「厄割り石」に挑戦

▲青空に映える白と赤の鳥居

1869年、明治天皇の命によって創建された神社「鎌倉宮」。後醍醐天皇の皇子であり、鎌倉幕府打倒の立役者として活躍した功績により1333年に征夷大将軍に任じられた護良親王が祀られています。

護良親王は、1334年、足利尊氏との対立から鎌倉二階堂の東光寺に幽閉の身となり、翌1335年に北条時行が鎌倉を攻めた中先代の乱による混乱の中で足利直義の手により暗殺され、28歳の若さで御最期を迎えました。

境内には「厄割り石」が設置されています。“かわらけ”に息を吹きかけ、自分の厄を乗せたかわらけを石に投げつけて割ると厄を祓うことができるそう。割れなければ、割れるまで何度も挑戦してOK! 

▲鎌倉宮の本殿。1959年から秋に行われている「鎌倉薪能」は、夜の境内に篝火を灯して行われている鎌倉の秋の風物詩です

▲「厄割り石」1枚200円。石をしっかり見つめて、投げるのがコツです

11:00【七里ガ浜】マリンスポーツで賑わう海岸と丘の上の映えスポット

日本の渚100選の一つとして選ばれている「七里ヶ浜海岸」。四季を問わずヨットやウインドサーフィンを楽しむ人の姿があり、活気のある海岸ももちろん魅力的ですが、坂を登った丘の上にも見どころの多いエリアです。

真夏日のお出かけは、カフェでこまめに涼みながら。太陽を反射して輝く海や、蜃気楼、夏を鮮やかに彩るハイビスカスなど、夏だけの景色を楽しんで♪

12:00【AWANOUTA】身体に優しく美味しい、オーガニックラーメン

▲「豚泡SOBA」1,150円。クリーミーなスープと、歯切れの良い中太ストレート麺が特徴

七里ガ浜の坂の上、まっすぐ伸びた道の先に佇むカフェのようなラーメン屋「AWANOUTA」。無農薬で育てられたオーガニックの野菜を使用し、化学調味料を使わずに、丁寧に作られたラーメンを味わうことができます。水にもこだわり、スープにはデトックス効果が期待できるというテラヘルツ水を使用しているそう。
美味しくてボリュームのある一杯を罪悪感ゼロで楽しむことができます。

看板メニューは、モコモコ泡スープが特徴の「豚泡SOBA」。
クリーミーに泡だてられた豚骨と魚介、2:8のダブルスープがしっかりと麺に絡む。鮮やかな野菜が盛り付けされたラーメンは、爽やかな見た目に相反し、しっかりとした濃厚な味わいです。

▲ナチュラルな雰囲気の店内

▲白い壁と青い扉が印象的な外観

18:00【PARA MEXICO】夕暮れには身体に優しいジャンクフードを

▲タコスの「カルニタス」400円、「チキンティンガ」400円、「フィッシュ」400円。ラム肉をスパイスとハーブなどで煮込んだスープにタコスを浸して食べるタコス「ビリアタコス」900円。トルティーヤチップス付きのアボカドのディップ「ワカモレ」600円。クセになる人続出の激辛おつまみ「ハラペーニョホッパー」700円

鵠沼海岸駅近くの商店街に位置するメキシコ料理の専門店「パラメヒコ」。トルティーヤからカルニタス、チキンティンガ、調味料となるサルサソースやコンソメなども全て自家製。化学調味料を使用せずに作った、無添加の身体に優しいメキシコ料理を味わうことができます。

こだわりのトルティーヤには、メキシコ産の青とうもろこし粉「ブルーコーンマサ」を使用。
従来よりも薄めに仕上げることで、軽い食感を実現しています。タコスには、このトルティーヤを2枚重ねで使っており、しっかりとしたボリューム感に。ワカモレに添えられたトルティーヤチップスにも、このトルティーヤを揚げたものを使用しており、薄いのでパリッと軽い食感です。

▲日の当たる明るい店内

▲2階に位置する店舗

19:00【鵠沼海岸】夏にしか見ることができない白杭のある夕暮れの景色

海水浴シーズンに入る頃、海水浴客とサーファーを隔てる安全対策のために立てられる、鵠沼海岸の白い杭。夏だけにしか見られない、特別な景色はフォトスポットとしても人気です。

晴れた日の夕暮れ、鵠沼海岸の濡れた浜辺は鏡の様に空を映し出します。美しい黄昏時、晴れた日にだけ現れるこの景色が、旅の終わりを鮮やかに彩ります。