湘南の美味しいごはん特集

藤沢・江ノ島で定食メニューが人気のお店5選(2026年夏編)

主菜副菜、主食に汁物、さらには小鉢・・・。定食とはお店の心意気が現れる一膳なり。藤沢・江ノ島エリアで定食が人気のお店を紹介します。

【喜食家】網元直送のしらすと絶品アジフライが人気。江ノ島駅至近の定食店(江ノ島駅)

▲大きな看板が目印の【喜食家(きしょくや)】。料理写真がたくさん掲示されています

江ノ電江ノ島駅の改札を出て、目と鼻の先。「洲鼻(すばな)通り」沿いに店を構えるのが、相模湾の鮮魚を使った海鮮料理が評判の喜食家です。特に、網元から直接仕入れる釜揚げしらすや生しらすを使った丼物とこだわりのアジフライが人気で、江の島観光のお客さまはもちろん、地域の人たちにも20年以上愛されているお店です。

▲相模湾の海の幸を堪能できる人気メニューの「三色丼」

店の看板料理が、地元の新鮮なしらすをたっぷりと使った丼です。中でも「三色丼」は、ふんわりとした釜揚げしらす、濃厚な旨味と甘みのある生しらす、そして、プリプリのアジのお刺身の3つが盛り合わせになった、この地ならではの贅沢な一品です。生しらすはその日の「朝獲れ」のものだけを仕入れるため、不漁の時は、他のお刺身に代わります。

▲地元片瀬育ちで二代目店主の金子さん

しらすだけではありません。お客さまの多くが目当てに訪れるというのが、お店自慢のアジフライ定食です。 サクッと揚がった薄衣のフライは、頬張ると肉厚の身が口の中で柔らかくほぐれ、濃厚な旨味が口いっぱいに広がります。また、相模湾のサバを使った「焼き魚定食」も評判です。ほどよく脂がのった焼きたてのサバは香ばしくジューシー。青魚特有のコクと塩気のバランスが絶妙です。焼き魚は塩サバ以外に、鮭の西京焼き、アジの干物なども揃っています。

「厨房と客席の距離が近いから、お客さまとお話がしやすいんです。」と店主の金子さんが語るように、気取らず、くつろいだ雰囲気の中で食事を楽しめるのが喜食家です。まさに、「喜び、食す、家」という店名の通りですね。遠方から何度も通うファンが多いというのもうなずけます。江の島観光の際には、この土地ならではの海の幸と温かいおもてなしを味わいに、足を運んでみてはいかがでしょうか。


喜食家
住所 〒251-0035 藤沢市片瀬海岸1-3-9
TEL 0466-23-8838
アクセス 「江ノ島駅」から徒歩1分
営業時間 11:00~15:00(L.O.14:00)火曜~金曜
     17:00~20:00(L.O.19:00)金曜
     11:00~20:00(L.O.19:00)土曜
     11:00~17:00(L.O.16:00)日・祝
定休日 水曜

※掲載情報は取材日時点(2026年7月)のものです。

【ミンナミ食堂】肉魚の炭火料理が評判!江ノ電ビューの古民家食堂(湘南海岸公園駅)

▲2階の線路側には二つのローテーブルのソファー席(二名用)があります。風情ある格子窓ごしに江ノ電を眺めながらゆっくりと食事を楽しむことができる特等席です

江ノ電「湘南海岸公園駅」から線路沿いを歩いて2分ほど。レトロ感あふれる2階建ての古民家が【炭焼き ミンナミ食堂】です。江ノ電の線路も無かった頃、明治時代から営業していた燃料問屋の住居兼店舗の建物を引き継ぎ、2016年4月にオープンしました。その、かつての店名「薪仙商店」と大きく書かれたままの引き戸から中に入ります。すぐ左手にキッチンスペースがあり、1階奥と階段を上った2階に客席があります。

▲骨も柔らかく食べやすい旨味たっぷりの「サバの文化干し定食」

丁寧に炭火で焼きあげたサバの半身は食べ応えも充分。炭火の香りをまとい、脂がのったサバはお箸で簡単にほぐれ、骨も柔らかく気になりません。ご飯のおかずにぴったりの濃厚な味で、皮まで美味です。毎朝店内で手作りしているという「豆腐」と小鉢(この日はキャベツとワカメの浅漬け)、お新香、そして雑穀たっぷりのご飯とお味噌汁が付いた満腹必至の定食です。

▲十六種の雑穀をたっぷり混ぜたご飯は、追加料金で「しらす丼」に変更することができます。釜揚げしらすが食欲をそそります

昼夜問わずいただける定食は、アジの塩焼き定食と銀鱈の西京焼き定食の魚系と、炭焼きチキン定食、国産牛のあら挽きハンバーグ定食、豚ロースの西京焼き定食の肉系も揃っています。店名にあるとおり、昼夜問わず、炭火焼きで提供しています。

築100年といわれる建物をリノベーションし、炭焼き料理のお店となって早10年。すっかり地域に溶け込み、昼も夜もしっかり定食が食べられる人気のお店として根付いています。江ノ電の走る風景を眺めながらの食事を楽しみに、ぜひお出かけください。

炭焼き ミンナミ食堂
住所 〒251-0032 藤沢市片瀬4-16-26
TEL 0466-76-7110
アクセス 江ノ電「湘南海岸公園駅」から徒歩2分
営業時間 11:00~21:30(最終入店20時)
     ※ランチで完売の場合は、中休み後16時頃から営業再開
定休日 月曜(月曜が祝日の場合は火曜)

※掲載情報は取材日時点(2024年7月)のものです。

【魚つるHANARE】創業90年超 老舗魚屋さん直営 絶品魚めしが人気(藤沢駅)

▲白と青を基調にしたナチュラルテイストで明るい店内は、魚料理のお店というよりはカジュアルなレストランのよう

2019年8月にオープンされた「魚つるHANARE」の運営元は、1965年開業「フジサワ名店ビル」地下1階の食品売り場で、魚売り場を担い続ける魚介専門「湘南魚つる」。一般のお客さまのみならず近隣飲食店の料理人も足繁く通う藤沢を代表する魚屋です。腰越で漁師をされていた祖父の代からはじまり創業90年超という、長年の魚介類販売の経験から生まれた「いろんな種類の美味しい魚を気軽に楽しんでもらいたい」という想いから、飲食店「魚つるHANARE」を開店されました。

▲一番人気の「魚屋の特選刺身定食」。日替わりの新鮮なネタ7種が盛られた刺し盛りは見た目も豪快!

お昼のメニューは魚が主役の定食や丼を中心にした全6品と追加注文できる揚げ物セットのみ。中でも一番人気という「魚屋の特選刺身定食」は大きなお皿に日替わりで7種のお刺身がたっぷりで、思わず驚きの声が漏れてしまうほどのインパクト。さらに茶わん蒸しと小皿、そして熱々の白ご飯とお味噌汁と一緒に提供されます。美味しい魚を刺身で食べたいという気持ちを満足させることができる理想的な定食です。

▲魚つるHANAREをはじめ、お隣「フジサワ名店ビル」地下1階に売り場で毎日営業する「湘南 魚つる」の仕入も担当される岩田専務

「魚屋が作る魚めしとして、普通のお店ではなかなか食べることができない珍しい種類の魚を提供したり、魚屋さんだからこそ出来る料理を提供したいと考え、魚つるHANAREを始めました。魚を食べることが大好きな私自身が食べたいメニューを、リーズナブルな価格でお客さまにも召し上がっていただきたいと考えています」と、岩田さん。

魚屋直営の「魚つるHANARE」で魚めしを味わい、「湘南魚つる」でお買い物を楽しむ休日の過ごし方。藤沢へお出かけの際にはぜひ足をお運びください。

魚つるHANARE
住所 〒251-0055 藤沢市南藤沢2-5KMビル1F
TEL 0466-47-9399
アクセス 「藤沢駅」南口から徒歩3分
営業時間 11:00~14:30(L.O 14:00)、17:00~22:00(L.O. 21:30)、日・祝日17:00~21:00(L.O.20:30)
定休日 水曜

※掲載情報は取材日時点(2024年2月)のものです。

【海岸5丁目】和洋問わず幅広い料理が魅力の鵠沼的レストラン(鵠沼海岸駅)

鵠沼海岸駅から徒歩8分。竜宮橋をわたって鵠沼海岸まで歩いて5分。海の香り漂う湘南の町に溶け込み、開店から17年目となる「海岸5丁目」。ランチメニューは各種定食や丼からパスタまで10種類以上(キッズメニューもあり!)。「海岸5丁目」は、ローカルなファミリーレストランとして地域住民に支持され、食事とコミュニケーションの場として根付いているお店です。

▲ボリュームも大満足の定食各種

手前は「若鶏のからあげ定食」。大ぶりな鶏モモ肉の唐揚げが5つ。老若男女問わず人気の定番メニューです。おろしポン酢でさっぱりいただけます。奥は「ノルウェー産のトロサバの網焼き定食」。大きな半身のトロサバ。旨味たっぷり、脂ののった鯖でご飯がすすみます。

各種定食や丼からパスタまで10種類以上あるランチメニューの多くが10年選手のロングセラー。「いろんな世代の方が来られた時に食べたいものがあるといいなぁ」という想いからメニューを作り上げてこられたそう。調理も「5丁目風」を意識して、奇をてらわずに一工夫されているそうです。

▲定食類には具沢山の味噌汁がついてきます。こういうところにお店の心意気を感じて嬉しくなります

ランチタイムメニューは定食各種のほかにも釜揚げしらす丼や海鮮エスニックちらしなどの海鮮系やしらすを使ったパスタメニューも人気とのこと。通っていろんなメニューを制覇したくなります。

▲海岸5丁目を営む三浦さんご夫妻。海がすぐのお店なのにご主人の趣味は何と山登り!毎週のように山へ通っているそう

「小さかったお子さんが大きくなっても食事に来てくれることが嬉しいです」と自然体で話す三浦さん。店主のこの想いはきっと地域のお客さまにも伝わっていることでしょう。

太陽の光降り注ぐランチタイムもよし、夕暮れからの夜時間もよし。湘南、鵠沼海岸へお出かけの際にはお腹を空かせ「海岸5丁目」でお楽しみください。

海岸5丁目
住所 〒251-0037 藤沢市鵠沼海岸5丁目13-9
TEL 0466-33-5773
アクセス 「鵠沼海岸駅」から徒歩8分
営業時間 ランチ 11:30~L.O.14:00、夜18:00~L.O.21:00
定休日 火曜、水曜(祝日の場合は営業、翌平日休み)

※掲載情報は取材日時点(2023年2月)のものです。

【文佐食堂】海鮮から焼肉やラーメンまで。豊富なメニューが自慢の老舗食堂(片瀬江ノ島駅)

開業は1964年(昭和39年)。先代の店主がミカン船伝説で有名な江戸時代の豪商、紀伊國屋文左衛門にあやかりたいということで文佐(ぶんざ)食堂と名付け、地元客の他、海水浴客や釣り人向けに飲食を提供したのが始まりだそうです。開業から59年を経た今でも、メニューの豊富さと、ふらっと立ち寄れる庶民的な雰囲気は昔と変わりません。

▲どこかで見たことがある外観と思いきや映画「海街diary」(2015年公開)のロケ地にも。品書きが書かれた看板が「ザ・昭和の食堂」といった風情です

江の島の弁天橋を渡り、観光客で賑わう大鳥居を横目にまっすぐ江の島ヨットハーバー方面へ。ヨットハウスの近くにあるのが、地元の人たちに永く愛されている文佐食堂。江の島ならではの海鮮料理の他に焼肉定食、野菜炒め定食、さらにはカレーライスやラーメンといったメニューまで揃い、家族連れでも楽しめる食堂です。

▲刺身5種盛り合わせの刺身定食。この日は、鮮度のいい平目とプリプリのかんぱち、地ダコ、脂の乗ったトロぶり、本まぐろというラインアップでした。内容は季節や仕入れで変わります

海近ならではのメニューが刺身、焼魚、煮魚や釜揚げしらす丼など(生しらすは扱っていません)。馴染みの魚屋で仕入れた旬の魚介を日替わりで調理しています。映画「海街diary」の中の「海猫食堂」で登場したアジフライは、当時文佐食堂にはないメニューでしたが、「ロケ地巡礼」で訪れる人たちから何度も尋ねられるのでメニューに加えたとのこと。映画はアジア各国でもヒットして、今でも韓国や台湾からの観光客が後を絶たないそうです。

▲2022年5月に母(先代)から店を引き継いだ二代目店主の柳澤さん

「母(先代)からは糠床とずっと注ぎ足しながら使っている(味噌おでんの)味噌を引き継いでいます。料理の味も昔と変えずに。」とのこと。たしかに、定食屋や丼に添えられた糠漬けはどこか懐かしい味わいでした。昔からの味を守りながら、お客さまの好みでメニューも少しずつ増やしているという文佐食堂。柳澤さんの、丁寧で温かい接客と心のこもった料理が永く地元の人に愛される食堂の所以かもしれませんね。

江の島へお出かけの際にはお腹を空かせ「文佐食堂」でお楽しみください。

文佐食堂
住所 〒251-0036 藤沢市片瀬江の島1-6-22
TEL 0466-22-6763
アクセス 小田急「片瀬江ノ島駅」から徒歩15分、江ノ電「江ノ島駅」から徒歩20分
営業時間 11:30~16:00頃
※営業日や営業時間は天候や仕入れ状況により変更される場合があります。事前に店舗にお電話でご確認ください。
定休日 不定休

※掲載情報は取材日時点(2023年2月)のものです。