あじさい 見どころスポット 2023

【2023年版】鎌倉・江ノ島 各エリアのあじさいスポット8選

本格的な夏を前に、鎌倉・江の島はアジサイの季節を迎えました。人気のあじさい寺から名刹まで5月末~6月上旬に開花状況の更新を予定しております。アジサイ鑑賞に、ぜひお出かけください。(23年6月12日撮影分更新しました)

報国寺(鎌倉エリア)

例年の開花の様子です。山門前のあじさい   PHOTO(c)報国寺

竹林や苔と一緒に6月下旬頃まで紫陽花を楽しむことができます(2023年6月12日撮影)

紫陽花の色合いも日増しに変化しています(2023年6月12日撮影)

広い境内には約2000本の孟宗竹が植えられており、別名「竹の寺」とも。真夏でも涼感の漂う境内には「茶席 休耕庵」があり、静寂な竹林を眺めながらお抹茶をいただくことができます。初夏は濃淡さまざまな紫陽花が咲き、谷戸に彩を添えています。

「報国寺」
住所 鎌倉市浄明寺2-7-4
アクセス 鎌倉駅(東口)からバス8分「浄明寺」下車~徒歩2分 
拝観時間 9:00~16:00
拝観料 大人(高校生以上) 400円
    小・中学生     200円
    (お抹茶干菓子付 600円)
ホームページ https://houkokuji.or.jp/
SNS Instagram

一条恵観山荘(鎌倉エリア)

純白のアナベルが沢山咲いています。奥に見えるのは時雨席の円窓。美しい庭園を散策しながら新緑といっしょに6月下旬まで鑑賞できます(2023年6月6日撮影)

手入れの行き届いた庭園に咲く山アジサイ(土佐のまほろば)(2023年5月17日撮影)

かふぇ楊梅亭(やまももてい)から望む庭園。お茶やお菓子と一緒に新緑の美しさも堪能できます

鎌倉駅から鶴岡八幡宮や宝戒寺などを超え朝比奈方面へ進むこと徒歩30分。江戸時代初期の遺構、国指定重要文化財「一条恵観山荘(いちじょうえかんさんそう)」では、手入れのされた庭園に咲く西洋あじさい、山あじさいを楽しむことができます。かふぇ楊梅亭(やまももてい)では大きな窓から見える庭園に咲くあじさいを愛でながら、季節のお菓子とお抹茶を楽しむことも。最新の開花情報はHP、SNSなどでご確認ください。

「一条恵観山荘」
住所 鎌倉市浄明寺5-1-10
アクセス 鎌倉駅発 京急バス4番乗り場より約10分「浄明寺」下車。バス停より徒歩2分
開館時間 10:00-16:00
休館日 23年7月16日までは休館日なし
入園料 500円
ホームページ https://ekan-sanso.jp/
SNS Instagram

明月院(北鎌倉エリア)

例年の開花の様子です

明月院ブルーと呼ばれる美しい色あいの紫陽花。6月下旬まで楽しむことができます(23年6月5日撮影)

境内はヒメアジサイが満開。グラデーションも美しく見応えがあります(23年6月5日撮影)

明月谷に開かれた国指定史跡の境内に植わるあじさいは2500株超。初夏を彩る瑞々しさと奥深さが共存する独特の青色が特徴的で「明月院ブルー」と形容されるほど。あじさい寺として毎年多くの方が鑑賞に訪れます。JR北鎌倉駅から徒歩10分。

「明月院」
住所 鎌倉市山ノ内189
アクセス JR北鎌倉駅から徒歩10分
拝観時間 9:00-16:00 6月のみ8:30-17:00(受付終了16:30)
拝観料 高校生以上:500円
小中学生:300円
ホームページ 明月院(鎌倉市観光協会HP)

浄智寺(北鎌倉エリア)

例年の開花の様子です。鎌倉十井のひとつ、甘露ノ井から清水が流れる池のほとりの紫陽花(2022年6月2日撮影)

例年の開花の様子です。鐘楼門脇に咲く紫陽花(2022年6月7日撮影)

鎌倉五山第四位、古刹浄智寺は北鎌倉駅から徒歩8分ほど。境内入口、甘露ノ井から湧き出る清水が流れる池のほとりの紫陽花が迎えてくれます。山門から参道両側に咲く紫陽花も多く、新緑と合わせ初夏の景色を楽しむことができます。境内には鎌倉七福神のひとつである布袋尊さまの石像も。

「浄智寺」
住所 鎌倉市山ノ内1402
アクセス 北鎌倉駅から徒歩6分
拝観時間 9:00-16:30
拝観料 200円、子供(中学生以下)100円
ホームページ https://jochiji.com/

長谷寺(長谷エリア)

例年の開花の様子です。上境内に整備された「あじさい路」では色とりどりの紫陽花を楽しめます   PHOTO(c)長谷寺

色とりどりのあじさいが咲いています。開門と同時多くの方が鑑賞に訪れています(2023年6月5日撮影)

6月下旬にかけて色合いがより深く濃く変化してゆきます(2023年6月5日撮影)

毎年、紫陽花の時期は上境内奥「あじさい路」にて種類、色彩も圧巻の紫陽花を堪能することができます。紫陽花と合わせ眼下に広がるお寺の建造物、町中を走る江ノ電、そして相模湾。鎌倉ならではの景色も一緒にお楽しみください。あじさい路の密を回避するため開花が5分咲きから見頃終了まで拝観券のほかに「あじさい路入場券」をお求めいただきます。混みあう前、朝の鑑賞がおススメです。最新の開花情報はHP、SNSなどでご確認ください。

「長谷寺」
住所 鎌倉市長谷 3-11-2
アクセス 長谷駅から徒歩5分
拝観時間 8:00-17:00(夏季)
拝観料 大人400円 小学生200円。あじさい路入場券500円。 
ホームページ https://www.hasedera.jp/
SNS  Instagram

極楽寺(極楽寺エリア)

山門前の紫陽花も満開で色合いも濃くなってきました。極楽寺駅ホームからも見えるお馴染みの景色です(2023年6月7日撮影)

境内のあちこちでいろんな種類、色合いの紫陽花を楽しむことができます。こちらはガクアジサイ(2023年6月7日撮影)

山門入ってすぐ、参道脇に咲く紫陽花。本堂に向かって歩くと左手に立派な百日紅があります(2023年6月7日撮影)

鎌倉から室町時代にかけ、医療や社会福祉で鎌倉の人々や町を支えた歴史がある「極楽寺」。往時の境内は伽藍と多くの支院もある大寺院だったそうです。名刹のおもかげを残す境内入口、茅葺屋根の山門前や境内に紫陽花が咲きます。鎌倉時代から伝わる数々の文化財の一部は宝物館で拝観できます。

「極楽寺」
住所 鎌倉市極楽寺3-6-7
アクセス 江ノ電極楽寺駅から徒歩2分
拝観時間 9:00-16:30
拝観料 宝物館 300円(開館日4月25日~5月25日および10月25日~11月25日の火・木・土・日曜日。10:00-16:00。雨天の場合は休館)
ホームページ 極楽寺(鎌倉市観光協会HP)

稲村ヶ崎公園(稲村ガ崎エリア)

例年の開花の様子です。公園では紫陽花と合わせ相模湾越しの江の島や夏富士も楽しむことができます   PHOTO (c) Odakyu Electric Railway Co., Ltd.

相模湾、江の島、富士山、そして夕日。眺望の良さは鎌倉でも随一の人気スポット。晴れた日は芝生の上でゆっくりと過ごす人々で賑わいます。6月下旬まで公園内の野趣あふれる紫陽花も楽しめます。

「稲村ヶ崎公園」
住所 鎌倉市稲村ガ崎1丁目19
アクセス 稲村ヶ崎駅から徒歩4分

江島神社(江ノ島エリア)

例年の開花の様子です。龍宮のぐるっと周りを囲むように咲く紫陽花(2022年6月5日撮影)

例年の開花の様子です。瑞心門の脇に咲く紫陽花(左)奥津宮境内にも(右)(2022年6月7日撮影)

江の島島内に点在する江島神社のお社と境内、そして参道のあちらこちらで紫陽花が咲いています。奥津宮とその隣 龍宮は紫陽花の株も多く、青、紫、白、ピンクと目を楽しませてくれます。また中津宮に隣接する中津宮広場(花の名所)は島内でも紫陽花の名所となっており例年6月下旬までしっかりと咲いています。島内を散策しながらお楽しみください。

「江島神社」
住所 藤沢市江の島2丁目3番8号
拝観時間 8:30-17:00
ホームページ http://enoshimajinja.or.jp/
SNS  twitter

取材:ALOHAS
※掲載情報は取材日時点のものです。

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