2024年10月、藤沢駅前のフジサワ名店ビルの地下1階に誕生した【Goodman Coffee(グッドマン コーヒー) フジサワ名店ビル店】。江ノ島・片瀬エリアで絶大な人気を誇るGoodman Coffeeが手掛けるコーヒースタンドです。
本店がある静かな湘南海岸公園とは一転、人が行き交うビルの地下街は、雑多で昭和レトロな雰囲気。威勢のいい呼び込みやお客との会話が聞こえてくる、現存する珍しいカオスな風景が残る場所です。
秘密のえのかま限定メニューとして考案したのが、「ホワイトカフェモカ」。
チョコレートを使ったカフェモカは以前からメニューにありましたが、“ホワイトチョコ”は初。ホワイトチョコのカフェモカの上に、さらにホワイトチョコソースで彩り完成。甘くまろやかなホワイトチョコが、冬の寒さで冷えた身体をやさしく包み込んでくれます。
巡るだけで発見がある! フジサワ名店ビル自体が、ぜひ訪れてほしい観光スポット。3年後には建て替えに伴う取り壊しが決定しているので、ホワイトカフェモカと一緒に、フジサワ名店ビルのレトロでカオスな空間も味わって。
小田急・鵠沼海岸駅から徒歩2分の商店街通り沿いにある【Better Together Coffee(ベタートゥギャザー コーヒー)】。2023年9月のオープン以来、クオリティの高いコーヒーと美味しいスイーツでファン急増中! 姉妹で切り盛りしている人気店です。
妹の李海(ももか)さんは、メルボルンで1年以上に渡ってバリスタ修行をしてきたコーヒー担当。姉の那海(なみか)さんは、焼き菓子を手掛けるスイーツ担当。グルテンフリーやビーガン(乳製品も不使用)のスイーツで大人から子どもまで楽しんでもらえるように作られています。姉妹ならではの息ぴったりの掛け合いとやさしい雰囲気が、カフェで過ごす時間をより一層、居心地のいいものにしてくれます。
秘密のえのかま限定メニューは、バリスタのテクニックによって生まれた濃厚なラテ。名付けて 「kugenumagic(クゲヌマジック)」。
メルボルンでは主流のコーヒー「magic (マジック)」。エスプレッソと少なめのミルクで作られる濃厚なラテを、今回の限定メニューでは 自家焙煎の中深煎りのエスプレッソを使って作りました。エスプレッソのショットは ダブルリストレットショット。苦味が抽出される前に抽出を止めて、甘さの部分だけを抽出。それに少なめのミルクを注いで完成。「ほのかに甘さを感じる濃厚な一杯に 仕上げました」と李海さん。
腰越駅から海に向かって少し歩いたら、海の目の前の場所にあるスペシャルティ―コーヒー専門店【Rajah Coffee(ラージャー コーヒー)】に到着。ご主人・伸之さんが大好きだった野毛山動物園のライオン、“ラージャー君”のイラスト看板が出迎えてくれます。
秘密のえのかま限定メニューは「秘密の海街ブレンドコーヒー」。ブラジル豆をベースに華やかなエチオピア豆、甘味のあるルワンダ豆を合わせたオリジナルブレンドです。
店内から海を見下ろす2階席で絶景と一緒に味わうもよし、1階のカウンター席でご主人とコーヒー談義をしながら味わうもよし。また、手土産として持ち帰ることもできます。パッケージは奥様・優夏さんによるオリジナルデザイン。よく見ると、江ノ電とラージャー君が! リボンも江ノ電をイメージしたカラーをチョイスするなど、江ノ電ファンも手に入れたいデザインに仕上がっています。自家焙煎によるスペシャルティコーヒーで、春のひと時をお過ごしください。
江ノ電・七里ヶ浜駅を降りてすぐ、江ノ電の線路沿いにあるカフェ&雑貨店【Sunrays Island(サンレイズ アイランド)】。サーフショップの2階にあり、カフェだけでなく、ハワイ雑貨やインテリアも取り扱う。2面の窓からは七里ヶ浜の風景と江ノ電ビューを楽しむことができます。
江ノ電が店の前を通るSunrays Islandが手掛ける、秘密のえのかま限定メニューは、江ノ電カラーのグリーンとオリジナルカラー "サンレイズピンク" をイメージした一杯「Enoden-Latte〜エノラテ〜」。京都の宇治抹茶とフレッシュなイチゴを使ったスペシャルドリンクです。
グラスの底から、濃厚な抹茶、ホワイトチョコを溶かしたミルクを合わせた抹茶ラテ、フレッシュのイチゴの食感を残した甘酸っぱいホイップ、ホワイトチョコとドライストリベリーを散りばめた見た目にもこだわった一杯。上から順番に味わっても、底からすくっても、どこからでも美味しい! 少しずつ混ぜながら飲めば、何度も味の変化が感じられ、楽しみ方も広がります。
鎌倉の佐助エリアは、人気の神社仏閣が点在。朱色の鳥居が連なる佐助稲荷神社の入口近くに、2024年3月に誕生したのが古民家カフェ【CYAN KAMAKURA(シアン カマクラ)】です。
カフェメニューの中でも、一番人気はハーブティー。秘密のえのかま限定メニューは「よもぎと柑橘系の香りで感じる江ノ電の春」と題した、江ノ電のグリーンとイエローをイメージした茶葉から抽出する"春香るハーブティー"をお届けします。
考案したのはCYAN KAMAKURAの竹中さん。家庭菜園で採れたよもぎをお茶にしたところ、その香りや美味しさに感動したところからコラボメニューのアイデアに。園庭の蜜柑を使うというところも、“自然を活かす” CYAN KAMAKURAならでは。
江ノ電・鎌倉駅から緩やかな坂道を7分程歩いた場所にあるのが【ブンブン紅茶店】。この地で50年近く愛されている老舗紅茶専門店です。
今回、秘密のえのかまコラボ商品として登場するのが、同店のロングセラー商品「佐助ブレンド」。セイロンを数種ブレンドしたロングセラー商品で、通常は業務用サイズの200gのみの販売ですが、今回は100gの家庭サイズが期間限定で登場します。
ストレートもミルクも、シーンを選ばない「佐助ブレンド」。茶葉が細かいので、少量の茶葉で美味しい紅茶が抽出できます。パックされているのは産地から仕入れた1カ月以内の新鮮な茶葉。最初は専門店への業務用に開発された佐助ブレンドでしたが、今ではティールームの帰りに持ち帰る方や、茶葉だけ買いに来る方もいるほど。美味しい紅茶の淹れ方レシピ付きなので、鎌倉土産にもピッタリです。
さらに、秘密のえのかま限定商品「佐助ブレンド」ご購入者には、先着順で「銭洗弁財天 御宝銭」が付く嬉しいサプライズも! 通常は新年の初売りの際に、ご来店したお客様に縁起物としてお渡ししている御宝銭。ご主人の小木曽さんが、年末に銭洗弁財天で清めた小銭を、鎌倉の老舗和紙店「社頭」の和紙で包み、朱色の判を押した手作り。数に限りがあるため、御宝銭でご利益を期待したい方はお早めに。
大仏坂の裏路地にあるコーヒー店【CHEEERS COFFEE(チアーズコーヒー)】は、オーストラリアでカフェカルチャーを学んだ夫婦が営む、自家焙煎のコーヒー店。「回転率の悪い店」をコンセプトに、時間を気にせずゆっくりと寛げる空間が広がります。
秘密のえのかま限定メニューは、江ノ電と嵐電のコラボ列車からインスピレーションされた「えのかまブレンド」。
青りんごのような酸味が特長のグアテマラの中煎りと、ブルーベリーや赤ワインのような芳醇さが特長のエチオピアの深煎りの2種類のコーヒー豆を、7:3の比率でブレンド。口に含んだ時に感じる青リンゴからはグリーンカラーの江ノ電、ベリーからはパープルカラーの京都の嵐電をイメージ。自家焙煎したての新鮮な豆を使い、ペーパードリップで丁寧に抽出。春を感じるフレッシュな味わいをお楽しみください。
江ノ電・和田塚駅から材木座方面へ。海岸まですぐの場所にあるのが【ミルコーヒー&スタンド】。店に入ると温もりのある木材や優しい色使いのタイルを使い、どこか懐かしさのある空間が広がります。地域住民の利用がほとんどでしたが、最近は鎌倉から足を延ばして訪れる観光客も増えています。
秘密のえのかま限定メニューは、トロっとした飲み心地の「ホットカボスジンジャー」。手作りのジンジャーシロップに、カボスとシナモンを添えた一杯。カボスは優しくマイルドに、シナモンが柔らかな風味をプラスしてくれます。寒い日はジンジャー効果で身体がポカポカに。
江ノ電・鎌倉駅から徒歩2分の場所にある、エスプレッソの魅力を発信するカフェスタンド【COFFEE TALKS KAMAKURA(コーヒートークス カマクラ)】。
店主の熊田裕二さんは、料理人出身のバリスタ。オーストラリアでの料理人時代に、現地のカフェ文化や、休憩時間にバリスタが淹れたコーヒーに感銘を受けバリスタに転向。帰国後は有名店での修業を経て、2018年11月に鎌倉に店を開きました。
秘密のえのかまのために考案したメニューは「ココナッツミルクカフェラテ」。湘南の温暖で穏やかな海からインスピレーションを受けた “ココナッツミルク”が主役のラテ。自家製ココナッツミルクの甘み、そしてエスプレッソが絡んで抜群の相性に。
ハートを重ねたラテアートにザクッとした食感のココナッツシュガーとローストしたココナッツフレークを添えて完成。滑らかで美味しいのはもちろん、飲み進める毎に変化する食感とフレーバーがこのメニューの美味しく楽しいポイントです。
監修 湘南スタイルマガジン
取材・文 小宮山真美
写真 立原継望
高橋創平