長谷から極楽寺に抜けるエリアの御霊神社参道沿いにある堂々とした佇まい、そのレトロな雰囲気に思わず足を止めてしまいます。創業は1690年、江戸時代から300年以上続く、鎌倉でも最も歴史のある老舗【力餅家(ちからもちや)】。こちらの名物「権五郎力餅」は、つきたてのお餅になめらかな餡がのったシンプルなつくり。ほどよい甘さが上品で、何個でも食べられてしまいます。昔から根強いファンがいることも納得ですね!
長谷から極楽寺に抜けるエリアの御霊神社参道沿いにある堂々とした佇まい、そのレトロな雰囲気に思わず足を止めてしまいます。創業は1690年、江戸時代から300年以上続く、鎌倉でも最も歴史のある老舗【力餅家(ちからもちや)】。こちらの名物「権五郎力餅」は、つきたてのお餅になめらかな餡がのったシンプルなつくり。ほどよい甘さが上品で、何個でも食べられてしまいます。昔から根強いファンがいることも納得ですね!
鎌倉駅から長谷方向に、由比ガ浜大通りを歩いていくと目に入る赤い暖簾が目印のこのお店。屋号の横には "上野広小路" の文字、そう、こちらは江戸時代に上野で創業した和菓子屋【初祖 岡埜榮泉(しょそ おかのえいせん)】です。2014年に鎌倉の地で再建された老舗、その看板商品はなんといっても「豆大福」。なんと1日に数百個が売れる人気商品なのだとか! 食べ応えのあるお餅とたっぷりのあんこが上品に口の中でとろけていく、創業以来の味を守っています。
こちらは長谷の中心となる長谷観音前交差点の一角にあるきんつばの専門店。店頭にはトレードマーク「かぼちゃのきんつば」の黄色を模した暖簾がたなびいています。お店の一角ではきんつばを、一つひとつ丁寧に焼き上げる様子が見えるようになっており、ほんのりといい香りが漂ってきます。伝統の製法に加え、スチーマーであんを蒸し上げるなど現代的なアレンジも加えて、もちもちの食感、濃厚な味わいなのにさっぱりとした甘さを生み出しています。
取材・文 土屋智弘
写真 高橋創平
※掲載情報は2022年1月末時点のものであり、変更になることがあります。