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# Welcome! New Faces, New Shops

江ノ島・鎌倉で新規開店やリニューアルされたお店3選(2024年秋編)

2024年初夏にオープンしたばかりのお店をご紹介します。異国情緒あふれる個性的なお店は、美味しいだけはない、通いたくなる理由、それぞれ独自のカルチャーがあるようです。江ノ島・鎌倉エリアへ散策でお越しの際にぜひお立ち寄りください。

【TOBY SAUCE】具材もパンも手作り!江ノ島入口で味わう本格キューバサンドの専門店 (江ノ島駅・片瀬江ノ島駅)

▲江ノ電「江ノ島駅」改札から江の島へ続く「すばな通り」に開店した「TOBY SAUCE」。ポップにペイントされた外観が目を引きます!

江島神社へ続く参道「すばな通り」は、今も変わらず朝から夕方まで多くの観光客が行き交う観光のメインストリート。歴史あるこの通りに2024年5月5日、こどもの日にオープンしたのが、キューバサンドの専門店「TOBY SAUCE」です。小田急線「鵠沼海岸駅」近くのタコス専門店「PARA MEXICO(パラ メヒコ)」の姉妹店です。

▲ハムやチーズなどの具材をサンドしてから、バターをたっぷり塗ってプレスしながらパンを焼き上げるのがキューバサンドの特徴!熱々のうちにいただきましょう

「うちのCubano(キューバサンドのこと)は、チーズ以外は全て店内製造です。パンはもちろんローストポークやベーコン、ピクルスやマスタードソースまで添加物や化学調味料を使わずに手作りしています」と、店長の八巻さん。

▲お店を切り盛りするのは、地元出身の若き料理人、店長の八巻さん。映画CHEFの世界観に魅せられて、フードトラックでキューバ―サンドを販売されていた経歴の持ち主!

関東エリアでもまだまだ珍しいキューバサンド。灼熱のキューバやフロリダの地で育まれたキューバサンドは、ビールとの相性も抜群です。鎌倉のクラフトビールブランド「ヨロッコビール」をはじめModeroやTECATEなどメキシコのビールを飲みながら、キューバサンドの焼き上がりを待ちましょう。

イートインもできますが、江の島島内の公園や新江ノ島水族館でのランチ・ピクニック用にテイクアウト利用も多いそうです!

東洋のマイアミビーチを標榜し、フロリダ州マイアミビーチ市と姉妹友好都市提携を結ぶ藤沢市、江の島へお越しの際には、ぜひ本格的ながらも、ジャンクではない手作りのCubanoを味わいにTOBY SAUCEへお立ち寄りください。

TOBY SAUCE
住所 〒251-0035 藤沢市片瀬海岸1-13-8
TEL 0466-54-7744
アクセス 江ノ電「江ノ島駅」から徒歩3分、小田急線「片瀬江ノ島駅」から徒歩5分
営業時間 11:00-18:00
定休日 月曜(祝日の場合は火曜)

※掲載情報は取材日時点(2024年8月)のものです。

【TEMPLE cafe & bakery】エスプレッソと手作りドーナッツで満ちる心地よさ。歴史ある長谷に溶け込む普段使いカフェ(長谷駅)

▲古い日本家屋を改装した建物の1階。柔らかいピンク色は落ち着いた長谷の町の景観にも馴染んでいます

長谷の町の中心である「長谷観音前」交差点からほど近い場所に、2024年5月15日にオープンしたのが「TEMPLE cafe & bakery」です。ピンク色の外壁にナチュラルな木戸の組み合わせ、POPで洗練された外観が目を引きます。

▲手作りのドーナッツをはじめケーキやブラウニーなどの焼き菓子がショーケースに並びます

一般的なイーストドーナッツで使うバター、牛乳、卵黄を使わないプラントベース(卵や乳製品を使わない製法)のドーナッツは、毎日手作りで提供しています。グルテンフリーのケーキなどの焼き菓子もアメリカンなお菓子のような力強さがあり、サイズも大きめです。

▲お店のオーナーであるイクミさんとユウコさんご夫婦。小さなお子さん連れも大歓迎とのこと

店内は、こぢんまりとしたスペースながらも、ゆとりのある配置でテーブル席が並び、お店の世界観が初見で伝わってきます。季節が良くなると引き戸は開け放たれ、オープンカフェになるそう。イートインだけでなく、テイクアウトにも対応されています。

オーダーが入ってから豆を挽き、丁寧に抽出するイクミさんのエスプレッソは、飲みやすく飽きない味わいが評判です。「お菓子とコーヒーで満足してもらえたら嬉しいです」と、ユウコさん。自然体のお二人から作られる雰囲気とカフェメニューを味わいに、ぜひお出かけください。

TEMPLE cafe & bakery
住所 〒248-0016 鎌倉市長谷1-14-18
アクセス 江ノ電「長谷駅」から徒歩4分
営業時間 10:00-17:00
定休日 木曜

※掲載情報は取材日時点(2024年9月)のものです。

【+h café kamakura /アッシュカフェ カマクラ】創作オリエンタル料理と自家製スイーツを楽しむ森の隠れ家カフェ(鎌倉駅)

▲森を抜ける風を感じ、鳥のさえずりや虫の声が聴こえるテラス席。ゆったりとした非日常の時間が流れています

鎌倉の苔寺として有名な妙法寺の裏山中腹に忽然と現れるアッシュカフェ カマクラは、2024年6月にオープン。この場所にあった日本家屋を6か月かけてリノベーションされたそうです。「カフェ全体に広がりを持たせるため、ウッドデッキのテラスを設け、妙法寺さんの森をカフェ空間の一部として取り込むようにしました」と、設計を担当したオーナーで建築家の浅見さん。

▲カレーペーストから手づくりしている豚バラカレー

ランチメニューは「鎌倉野菜のオリエンタルライスプレート」、「キッシュプレート」、「本日のボールプレート」の3種類で、それぞれ週替わりでその内容が変わります。「本日のボールプレート」(写真上)は、ココナッツミルクを使わないタイ北部の豚バラカレー。弱火でじっくり煮込まれたバラ肉がほろほろと柔らかく旨味たっぷり。サイドディッシュも洗練された味わいで、スパイシーなカレーにもぴったりでした。

▲オーナーの建築家 浅見和宏さん、シェフ/パティシエの浅見博子さん夫妻

風の抜けるウッドデッキの席も心地よいですが、店内も素敵な空間が広がっています。30年前からタイに通って買い付けたというアンティークのコレクションも並び、さながらアートギャラリーのようです。

浅見夫妻が7年間暮らしたパリの人たちのように、鎌倉でも「日常的に自分の時間を存分に楽しんでもらえるような場所を提供したい」という想いで、森に抱かれた隠れ家のようなカフェでお客様をお迎えしているそう。

大町周辺の寺社巡りの際に立ち寄り、ゆったりとリゾート気分に浸って美味しい食事やデザートを楽しんでみてはいかがでしょうか。

+h café kamakura /アッシュカフェ カマクラ
住所 〒248-0007 鎌倉市大町4-8-29
TEL 0467-37-6736
アクセス 「鎌倉駅」東口からバス4分「名越」バス停下車、バス停から徒歩6分。「鎌倉駅」から徒歩約18分。
営業時間 11:30-18:00
定休日 火曜 最新情報は公式インスタグラムでご確認ください。

※掲載情報は取材日時点(2024年8月)のものです。