#夜時間のお楽しみ

鎌倉・藤沢で楽しむ ナイトスポット3選

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灯のもとに集い、それぞれが楽しむ贅沢な夜時間。新しいスタイルのスナックから老舗店まで。鎌倉・藤沢の個性豊かなローカル・ナイトスポットを紹介します。

【まちのスナック】日替わりママやマスターと話すのもよし、もちろん仲間と飲むのもよし。スナック初心者でも気軽に入れる町の社交酒場(鎌倉駅)

鎌倉駅西口から歩いて2分、御成通りからすぐの路地にある「まちのスナック」は鎌倉のIT企業カヤックが運営する「鎌倉を愛するみんながつくる、気軽な夜の談話室」。いわゆるオールドスタイルのスナックとは違ってカラオケなし、そして、なんとママ、マスターは公募制でしかも日替わり交代というユニークなお店です。

▲「ふらりと立ち寄って気軽に話せる場をつくりたいです」と語るのは、お酒は飲めないけど、お酒の席が大好きなけいかママ(宮城景花さん)

公募により集まったママ、マスターは現在60名ほどの登録があるそうで、日替わりでお店を担当されています。この日はけいかママと二人の「チーパパ」という3人体制。常連さんはもちろん初めてのお客様とも会話がはずみます。

▲しっかり味の沁みた具とトッピングの「だし粉」の旨味が特徴の静岡おでん(一皿600円)。お店で用意されるフードは日によって異なりますが、いずれも健康的な手作りのものばかり。お客様自身がテイクアウトフードを持ち込んだり、ウーバーイーツなどの出前を頼むのもOKです(ドリンク類の持ち込みは不可)

お客様は性別問わず、年齢層も30~50代と幅広く様々ですが、皆さん鎌倉を愛する人ばかり。ふらりと一人で来てママやマスターと雑談をしたり、地元情報を仕入れたり、隣り合わせたお客様同士で話が盛り上がったり。カラオケはなくても、人と人がつながり、そして交流する場所となっています。

本業でさまざまに活躍されているママやマスターとお客様、そして、お客様同士の会話から生まれる人と人とのゆるいつながりが、心地よい町の空気をつくっていくのかもしれません。「まちのスナック」のさらなる「進化」が楽しみですね。

【cafe bar & food soundmarket】レコードからミュージシャンの生演奏まで。多彩な音楽を手作り料理とお酒とともに楽しめる老舗ミュージックバー(藤沢駅)

藤沢駅南口から徒歩5分の場所にある【soundmarket】は、幅広いジャンルの音楽を様々な形で楽しめるミュージックバー。

お店の開業は2000年。社会状況の変化に伴い、2020年からは【cafe bar & food soundmarket】と名称を変え、年中無休で16時から25時までの営業に変更。フードやドリンクメニューも充実させ、より幅広い層のお客様に食とお酒と音楽を提供できるようになったそうです。

▲毎月、アコースティック中心にライブやセッションが行われています

月のうち半分はソウル、R&Bを中心としたアナログレコードによるDJプレイ。残りの半分はミュージシャンの生演奏やライブセッションが開催されています。

▲ソウルミュージック好きのバーテンダー勝俣さんが目の前でつくるカクテル「究極のブラディメアリ」。添えられたセロリのマドラーがアメリカのクラシック・バーの気分です

ズブロッカをベースにレモンと「クラマトトマトジュース」(トマトジュースにハマグリのエキスと香辛料を混ぜたもの)で仕上げた「究極のブラディメアリ」は、ハマグリの旨味が活きたトマトジュースがズブロッカとまろやかなハーモニーを醸す逸品。バーテンダーがつくる本格的なカクテルは定番ものやハーブ・カクテルも含めて40種以上。その他、各種ソフトドリンクやハーブティーも用意されています。

お酒とともにつまめるチーズやオイルサーディン、タコスといった軽食や乾きもの、そして、しっかり食べたい時はパスタ、チャーハン、ガパオライスなど、フードメニューも充実しています。

soundmarketでは月に数回のライブの他、ジャズ、ロック、ブルースのセッションも定期的に行っています。ライブやセッションのスケジュール及びミュージック・チャージはホームページ内のスケジュールカレンダーでご確認ください。

【BAR THE TIPPLE】変わり続ける時代の中で変わらないこと。オーセンティックなバーが密かに守るお客様との約束事(鎌倉駅)

小町通りから路地に入ったところすぐ。褐色のレンガ造りのビルの2階。ステンドグラス越しに灯がみえただけで覚える安堵感。静かにドアを開けると待っているのはバーテンダーの杉本 光輝氏。そしてカウンターに8つのスツール。腰をかけて一息つくだけで落ち着いてくるから不思議です。さて今夜は何をいただきましょうか。

▲カクテルは一期一会。「その日、その時のお客様に向け一杯を作ります」と杉本氏。カウンター越しに見るバーテンダーの所作にもバーの品位が表れます

東京生まれ、東京育ち。当初はホテルにてサービスに従事し、ホテル内のバーでも仕事をされていたそう。そんな中、著名アートディレクターにスカウトされたことをきっかけに鎌倉市由比ガ浜六地蔵にある元銀行をリノベーションしたバーで9年間、店長として勤めあげる。2014年にご自身の店【BAR THE TIPPLE】を開業。

以来、小町の一角で酒と落ち着ける空間を提供し続けています。「バーとは、携帯電話が普及する前の駅での待ち合せのようなものだと思っています。伝言板にメッセージを書いても待つ人がどこかへ行ってしまったら会うことが難しくなりますよね。バーに置き換えるとお店のスタイルや雰囲気を変えずにいること。お客様が必要なときに、立ち寄ってもらえて、変わらぬ場所として気持ちが落ち着くように感じてもらえたら嬉しいです」。

▲「大人の生チョコレート」は手作りの一品。酒に合う肴も用意されています

「この場所を構成するのは空間や酒、バーテンダー、そしてお客様。お客様にとって落ち着ける場所でありたいと思います。この価値観をご理解、共有いただける方にお越しいただいております」。

今夜も正装したバーテンダーはカウンターの向こうでグラスを磨き、酒の準備をしてくれているでしょう。もちろん初めてのお客様も大歓迎とのこと。大人の嗜みとして鎌倉の夜を楽しんでみてはいかがでしょうか。