今いちばん見るべき日本庭園へ

京都・桂離宮に匹敵する歴史と美しさ! 【一条恵観山荘】の見どころを紹介

一条恵観山荘は、後陽成天皇の第9皇子の一条恵観が、江戸時代初期に京都・西賀茂に建てた由緒ある邸宅。昭和34年に鎌倉に移築後、国の重要文化財に指定され、同62年に現在の地に再移築されました。

2017年6月より一般公開を開始。細部まで凝った造りの山荘や庭園、茶室のほかカフェも用意され、京都の文化と鎌倉の自然の交わりを満喫できる空間となっています。

①まずは庭園散策と花手水(はなちょうず)を愉しんで

大小さまざまな形の鉢やつくばいに季節のお花を浮かべて皆様をお迎え。お気に入りのお花を探しながら散策するのも楽しいですよ。

色とりどりの花手水が美しい

②丁寧な解説付きの山荘内見学

指定日限定ですが、山荘内を丁寧な解説付きで見学できる「恵観山荘体験案内」が開催されています。杉戸絵や天井の作りなど、ただ見て回るだけではわからない設計への心くばりがわかります。

※先着順要予約、詳しくは公式WEBサイトをご確認ください

③併設の【かふぇ楊梅亭】でほっとひと息つく時間を

山荘に併設する【かふぇ楊梅亭】では、抹茶と季節の生菓子でほっとひと息ついてみて。滑川の原風景を観ていると、心がすーっと静かに落ち着いていく。

④季節ごとに変わりゆく庭園

敷地内には京都にあった当時のものを再現した枯山水庭園が。季節だけでなく1日の間でも、その表情が刻一刻と変わっていく...。滑川のせせらぎに耳を傾けながらのんびりするのも心地よい。