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▲春には鳥居横の八重桜が美しく咲き誇ります(写真:原田寛)
▲春には鳥居横の八重桜が美しく咲き誇ります(写真:原田寛)
鎌倉駅東口から徒歩10分ほどの閑静な住宅街、大町にある【八雲神社】。鎌倉で一番古い厄除け神社として、古より地域の人々を守り愛され続けている神社です。
創建は1081年から1083年とされ、新羅三郎義光(しんらさぶろうよしみつ・源義光)が、当時、疫病が流行っていたこの地に、京都祗園社(現:八坂神社)の祭神を勧請したのが起源と伝えられています。そのため、当初は鎌倉祇園社や祇園天王社と称していました。境内には神輿などの社宝を展示する宝物殿や、御神木に寄り添うように新羅三郎義光の手玉石などが残されています。
また、毎年7月7日〜14日間の土・日・月の3日間行われる「鎌倉大町まつり」は、昔は祭礼の期間が1週間あり、西の京都の祇園祭に対し、東の祇園祭と言われました。勇壮な四社の神輿が街を練り歩き、夜には神輿振りが披露されます。
本殿の横手には諏訪社、稲荷社、於岩稲荷社の三つの小さな神社が並び、祇園山ハイキングコースの入り口には、御岳三峯社が奉られています。
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