鎌倉駅東口から歩いて6分ほど。大町四ツ角交差点にあるのが、とんかつ専門店THE TONKATSU CLUB(ザ トンカツ クラブ)。2019年12月のオープン以来、安心安全で高品質な国産豚肉を使ったとんかつ定食が人気のお店です。
鎌倉駅東口から歩いて6分ほど。大町四ツ角交差点にあるのが、とんかつ専門店THE TONKATSU CLUB(ザ トンカツ クラブ)。2019年12月のオープン以来、安心安全で高品質な国産豚肉を使ったとんかつ定食が人気のお店です。
メニューは岩手県産SPF特選銘柄「岩中豚」のロースかつ定食の他、レギュラーのロースかつ定食、ヒレかつ定食、ヒレかつサンド。レギュラーの豚肉は、信頼のおける精肉店で吟味された安心安全な国産豚肉を仕入れているそうです。
土鍋で炊いたご飯はふっくらとツヤがあり、粒が立っているのでカツによく合います(お代わりは1杯まで無料)。とんかつ以外のメニューとしては、数量限定でアジフライ定食が用意されています。
※SPF(Specific Pathogen Free)豚は高い衛生レベルの清潔な農場で飼育される「健康豚」のこと。
きめ細かい肉質で、保水性も高く旨味がギュッと凝縮した岩中豚。サクっと軽く揚がったロースかつにレモンを少し絞り、岩塩を振りかけて食べると、脂身の甘さが一層引き立ち、口中に広がりました。テーブルには岩塩とともにスパイシーな自家製とんかつソースも用意されており、こちらは甘さ控えめのすっきりした味。両方試して選ぶのもよし、途中で味変もよし。お好みでお楽しみください。
付け合わせというよりサラダと言いたいくらい、カラフルな千切り野菜。すべてレンバイ(鎌倉市農協連即売所)から仕入れたもので、季節ごとに旬の新鮮な野菜をセレクトしているそうです。この日は、キャベツ、紫キャベツ、コリンキー、ブロッコリースプラウトにルッコラ。そのままカツと一緒に、あるいは自家製の和風ドレッシングをかけてどうぞ。
パスタ料理店やカフェレストランで厨房を任されていたシェフの島村さんが、自身のとんかつ好きが高じて、今の場所にTHE TONKATSU CLUBを開店したのが2019年12月。それまでに培った技術と感性で、自分が考える理想の”THE TONKATSU”を目指してのチャレンジでした。
島村シェフが特にこだわるのはカツの揚げ時間と温度管理。油はサラッと軽い白絞油にコクのあるラードをブレンドしたものを使い、少し低めの140~160℃で6分半ほど、じっくりと揚げて肉の旨味を引き出しているそうです。また、主役のカツだけでなく、ご飯は土鍋で炊いたもの、付け合わせは旬の鎌倉野菜、ひと手間かけたしじみの味噌汁、漬物は自家製の糠漬けといった具合に、丁寧に手づくりされた定食を提供されています。お客様は地元の常連の方の他に、家族連れやハイキング帰りに立ち寄るグループも多いとか。
SUKIYAKIと同様、海外でもその名を知られるようになってきた“TONKATSU”。THE TONKATSU CLUBにも外国からのお客様が増えてきているそうで、近い将来、TONKATSUが鎌倉名物になる日がくるかもしれませんね。
取材 ALOHAS
※価格はすべて税込みです。
※掲載情報は8月取材時点のものです。
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