江の島サムエル・コッキング苑入口から入ってすぐ。屋根も壁面もそして床面も総ガラス張りというユニークな建物が「サムエル・コッキング温室遺構展示体験棟」です。
おおよそ140年前、1882年(明治15年)にアイルランド出身の貿易商コッキング氏が、この江の島において庭園と植物を栽培するための温室を作りました。当時造られた温室の基礎部分や地下通路が現在も遺っており、その保全と展示も兼ね2021年11月に「サムエル・コッキング温室遺構展示体験棟」が新設されました。
精油のよい香りが漂う建物内部にはサムエル・コッキング氏の紹介や当時の江の島・植物園の様子をパネルやビデオで見ることができます。