由比ヶ浜駅

ハセロジ
ハセロジ

長谷の路地に佇む人気店。空間と味に美意識が宿る和モダンな喫茶店

▲長谷の静かな住宅街の中にあるハセロジ。店頭から見える江ノ電の踏切をまっすぐ行けば、由比ガ浜へ至ります

2019年5月15日にオープンし、開店から丸7年を迎えた喫茶店「ハセロジ」は、洗練された空間で、肩ひじ張らずにリラックスした喫茶時間を楽しめるお店として、地元客からも厚い支持を集めています。最寄り駅の由比ヶ浜駅からは徒歩5分、長谷駅からは徒歩8分ほどでアクセスできます。

▲明るいグレーのモルタル外壁に植栽の緑が映えるハセロジのファサード。凹んだスペースに入口を設けるという大胆な造りながら、庇のないシュッとした意匠が印象的です。木製の引き戸という和の設えとのギャップも素敵です

▲ほどよく自然光が注ぐ店内。腰上の白壁とは対照的に、木目の美しいテーブルやチャコールグレイの床などの色調が、空間を引き締めているようです

お店に足を踏み入れると、まずは空間の美しさに見惚れてしまいます。ウォールナットの色合いが美しい大きなテーブルの先には、窓越しに坪庭が見えます。壁側のソファー席、階段を上った先のカウンター席、そして小さな入口をくぐって入る小部屋が二つ。友人との会話や独りで本を読むためなど、目的によって利用する席を選ぶのも楽しそうです。

▲グラスたっぷりの冷緑茶。ロックアイスに注がれた淹れたての緑茶の色も涼しげ

メニューは、コーヒー、紅茶、緑茶のドリンクを中心に(他にノンカフェインのジュース類あり)、スコーンをはじめ、期間限定の甘味を提供しています。

コーヒーは、九品仏のロースター「エボニーコーヒー」から5種の豆を仕入れ、抽出前に挽いてハンドドリップで提供。紅茶は、横浜元町のスリランカ紅茶専門店から、緑茶は愛知県と静岡県の老舗茶舗からと、店主自らが愛用し信頼するものを仕入れ提供しています。

例えば、こちらの緑茶は、名古屋の老舗茶舗升半の「松濤」という名のお煎茶です。アイスなら大きなグラスにたっぷり、ホットなら2杯分をポットで提供されます。宇治の最高級の茶葉を使ったお煎茶は、香り高く、豊かな旨味も感じられます。

▲定番の自家製スコーン(スコーンひとつのハーフサイズもあり)

紅茶はもちろんのこと、緑茶やコーヒーにも合うのがハセロジのスコーンです。毎日、生地から手作りし、数量限定で、焼き立てを提供しています。温かさを感じる生地を、手で二つに分けて口に運ぶと、外側のサクサク感と、それに続く内側のしっとりとした食感への変化に笑みがこぼれます。

手作りというラズベリーと杏子のジャム(季節によって変化)は、ほどよい甘さで、バターが香る生地にもぴったり。塩味が効いたホイップクリームの味わいも新鮮です。ジャムといっしょにスコーンに盛り付けていただきましょう。学生時代に通っていたというスコーン専門店の味を思い描き、試行錯誤を重ねたという店主渾身のスコーン。ハセロジの空間のように、重すぎず、軽すぎないスコーンは、開店以来の看板メニューというのも頷けます。

▲「レモン淡雪」はレモンの酸味が効いたオリジナルデザート

もともとはお母さまがご自宅で時々作っていたというおやつをベースに、改良を重ねたというのが「レモン淡雪」です。ババロアとムースの中間のような、プルン、ツルンとした独特の柔らかいゼリーに、バニラが香るカスタードクリームをたっぷりかけてお口へ運びましょう。メレンゲ由来の淡雪のような食感と、それとは対照的なレモンの強い酸味と香り、そしてお菓子らしいパンチのある甘さが新鮮です。ほどよく混ぜていただくと、レモンの酸味とカスタードクリームが、ゼリーの甘さをバランスよく調和させてくれるように感じます。

▲ホットコーヒー(エチオピア)

都内の人気コーヒー焙煎所から取り寄せた新鮮な豆で淹れるコーヒーも評判です。店主お薦めという銘柄「エチオピア」は、芳醇な香りと果実感のある味わいが濃厚で、冷めても味が変わりません。ホットコーヒーは、二杯目も一緒にサーブされるのも嬉しいですね。夏場にはアイスコーヒーやアイスのカフェオレも人気とのこと。

▲あじさいの季節限定のおやつ「あじさいゼリー」

毎年、あじさいの季節限定でメニューに並ぶというのが「あじさいゼリー」です。あじさいのような色合いの美しいゼリーの下には、生の柑橘系果実が、さらにその下には濃厚な杏仁豆腐がたっぷり。ライチ香る杏仁豆腐に、柑橘の酸味、そしてゼリーの甘さがよく合います。添えられた炭酸水をかければ、シュワッとしたフルーツポンチのように、さっぱりと楽しむこともできます。見た目も味わいも、初夏にぴったりのおやつですね。

▲入口から見えるお部屋のような客席。スツールに腰をかけて、路地や近隣の住宅を借景にゆっくりと喫茶を楽しむことができそうです

愛知県ご出身という店主の中山さん。料理やお菓子作りが得意なお母さまの影響もあり、学生時代から食全般、美味しいものに興味があり、自然と将来はご自身のお店を持ちたいと考えていたのだとか。

ご家族で鎌倉へ移住した後、建築家に要望を伝えながら、ハセロジが入る建物を新築し、長谷の路地にお店を構えました。フレンチのお店をはじめ人気のお菓子店などで働いたご経験が、現在お店で提供しているお菓子作りにも役立っているそうです。

お店は、中山さんお一人で営まれており、客席にも限りがあります。用意しているメニューが売り切れた場合などは早く閉店することも。確実に味わいたいなら、早い時間の入店をお薦めします。

取材 ALOHAS
※掲載情報は2026年6月取材時点のものです。

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概要

※掲載している情報が変更になっている可能性がございますので、公式サイト等で最新の情報をご確認ください。

店舗名
ハセロジ
ハセロジ
住所
〒248-0016 鎌倉市長谷2-5-5
TEL
0467-61-0233
アクセス
江ノ電「由比ヶ浜駅」より徒歩5分
江ノ電「長谷駅」より徒歩8分
営業/拝観時間
11:30~17:00(変更がある場合もあり。SNSでご確認ください)
定休日
月~水曜
公式SNS