腰越駅から海に向かって徒歩1分。白い外壁に大きな看板が目印の「池田丸」は、1階が釣り船の乗船受付、2階が食事のお店になっています。横断歩道を渡れば、腰越漁港と腰越海岸。潮風香るこの地で代々漁業などを営みながら、55年ほど前から釣り船屋を、そして漁師料理を提供する飲食店として25年営業されています。
腰越駅から海に向かって徒歩1分。白い外壁に大きな看板が目印の「池田丸」は、1階が釣り船の乗船受付、2階が食事のお店になっています。横断歩道を渡れば、腰越漁港と腰越海岸。潮風香るこの地で代々漁業などを営みながら、55年ほど前から釣り船屋を、そして漁師料理を提供する飲食店として25年営業されています。
池田丸の一番人気は刺身定食(1,870円)。この日のネタはワラサ、スズキ、カンパチ、本カツオ、マダイの5種。厚く切られたお刺身が漁師風です。定食には、ご飯とお味噌汁、釜揚げしらすとお漬物が付きます。
魚好きにはたまらない漁師の味付けの「煮付け定食(1,870円 価格は日によって変動あり)」。大きなマダイが丸々一尾で食べ応えがあります。煮付けの魚種は日替わりで10種類程度から選ぶことができます。
大型漁船を3隻も有する池田丸が提供する魚は全て相模湾鎌倉沖の定置網で活け〆した活魚。自前の船はもちろん、仲間の船からも仕入れ、旬の約20種類前後の魚種を取り揃え、お刺身、焼き魚、煮付けと調理法も指定し定食でも単品でもオーダーすることができます。
厚めに切られたお刺身や程よい加減で焼き上げられた焼き魚、濃厚な味付けの煮付けは、季節の魚の旨さを存分に味わうことができます。
生まれも育ちも腰越で「目の前の相模湾、鎌倉の海で獲れる新鮮な地の魚の美味しさを味わってほしい」と、漁師料理のお店を始められたそうです。その想いのとおり相模湾の魚を漁師の味で提供し続け、はや四半世紀。現在は、腰越本店のほかに、稲村ガ崎にも「池田丸」のお店があり、地元の方のみならず観光のお客さんからも支持されています。
週末などは沢山のお客さんが来店されますので、平日や早めの時間の利用をお薦めします。鎌倉・江の島散策として美味しい地魚を味わいに、漁師の店 池田丸を訪れてみてはいかがでしょうか。
鎌倉駅から徒歩6分。若宮大路沿いの「シャングリラ鶴岡」に、2023年4月オープンした「いなほ食堂」はオリジナリティー溢れる6種類の定食メニューを昼から夜まで楽しめるお店。夜は定食に加え、お酒とともにいただける軽い一品料理やおつまみも揃っています。地元客のみならず、観光でいらした方達も立ち寄る人気店です。
二度揚げしたカリッとジューシーな鶏の唐揚げを甜醤油(テンジャンユ=醤油に砂糖、八角、桂皮、陳皮などを加えた中華風甘醤油)ベースのタレにくぐらせ、その上に、(ゆで卵ではなく)溶き卵でつくったタルタルソースをたっぷり。甘さと辛さ、酸味のバランスが素晴らしく、ゴロっと大きく食べ応えのある唐揚げは、白飯との相性も抜群です。定食には、メインの主菜、ご飯、味噌汁の他に二つの小鉢が付き、ご飯の量は注文時に「普通・少なめ・多め」が選べます。
とんかつにするような厚い豚ロース肉をソテーして、スパイシーな生姜ソースをからめたポークジンジャーは、カリカリのフライドオニオンと仕上げに加えるバターの香りが食欲をそそります。修行時代のフレンチのシェフから教わったレシピをヒントにした長谷川さんオリジナルの料理で、昼も夜も人気の一品です。
普通っぽいものは嫌、少し変わったものが好きという店主 長谷川さんがつくる料理は和洋中、そしてアジアンエスニックのテイストを加味した「ちょっとした御馳走」。目指すのは、家ではなかなかつくれない、ひと手間かけたオリジナルなもので、食べ疲れない料理だそうです。そんな料理を食べたくて、今日も地元鎌倉の常連のお客様、そして観光の方達がたくさん詰めかけています。
お昼はもちろんのこと、一人でも入りやすく、お酒を飲まなくても、美味しい夕飯を「定食」で食べられる。仕事帰りや鎌倉観光の締めくくりに立ち寄り、食事ができる。もちろん、軽く飲みながらの食事もOK。こんな食堂、なかなかないかもしれません。
鎌倉散策に合わせて、美味しい定食を味わいに「いなほ食堂」を訪れてみてはいかがでしょうか。
鎌倉駅東口から歩いて6分ほど。大町四ツ角交差点にあるのが、とんかつ専門店THE TONKATSU CLUB(ザ トンカツ クラブ)。2019年12月のオープン以来、安心安全で高品質な国産豚肉を使ったとんかつ定食が人気のお店です。
メニューは岩手県産SPF特選銘柄「岩中豚」のロースかつ定食の他、レギュラーのロースかつ定食(1,425円)、ヒレかつ定食(1,680円)、ヒレかつサンド(1,470円)。レギュラーの豚肉は、信頼のおける精肉店で吟味された安心安全な国産豚肉を仕入れているそうです。
土鍋で炊いたご飯はふっくらとツヤがあり、粒が立っているのでカツによく合います(お代わりは1杯まで無料)。とんかつ以外のメニューとしては、数量限定でアジフライ定食(1,560円)が用意されています。
※SPF(Specific Pathogen Free)豚は高い衛生レベルの清潔な農場で飼育される「健康豚」のこと。
付け合わせというよりサラダと言いたいくらい、カラフルな千切り野菜。すべてレンバイ(鎌倉市農協連即売所)から仕入れたもので、季節ごとに旬の新鮮な野菜をセレクトしているそうです。この日は、キャベツ、紫キャベツ、コリンキー、ブロッコリースプラウトにルッコラ。そのままカツと一緒に、あるいは自家製の和風ドレッシングをかけてどうぞ。
店主の島村シェフが特にこだわるのはカツの揚げ時間と温度管理とのこと。油はサラッと軽い白絞油にコクのあるラードをブレンドしたものを使い、少し低めの140~160℃で6分半ほど、じっくりと揚げて肉の旨味を引き出しているそうです。また、主役のカツだけでなく、ご飯は土鍋で炊いたもの、付け合わせは旬の鎌倉野菜、ひと手間かけたしじみの味噌汁、漬物は自家製の糠漬けといった具合に、丁寧に手づくりされた定食を提供されています。
SUKIYAKIと同様、海外でもその名を知られるようになってきた“TONKATSU”。THE TONKATSU CLUBにも外国からのお客様が増えてきているそうです。鎌倉へお越しの際には、丁寧に揚げられたとんかつと土鍋ご飯を味わいに、THE TONKATSU CLUBを訪れてみてはいかがでしょうか。