#駅からちょっと歩いてみませんか①
鎌倉駅から大町を抜けて、15~20分ほど歩くとたどり着く材木座。周辺は民家が多く、通りには昔ながらの八百屋さんや魚屋さんなどの商店も残るエリア。カジュアルで飾らない、おおらかなムードが魅力のひとつだ。犬のさんぽやランニングをしている人も多く、地元民の息づかいが感じられる。
そんなエリアも、店主の個性が光る小さな個人店が増加中。お店に並ぶこだわりの美味しいもの、良いものに、人情味あふれる店主とのおしゃべりが彩りを添え心がゆるむ。お店をホッピングしながら歩けば材木座海岸もすぐなので、お腹が満たされたら、海を眺めてぼーっとしよう。いつでも温かな笑顔が迎えてくれるこの町は、行きつけを作って「ただいま」と帰ってきたくなるはず。
とんかつ好きが高じて2019年12月にオープン。低温から徐々に温度を上げながらじっくり揚げるとんかつは、しっとりと揚がった豚肉の甘みとうまみが絶妙。
土鍋で炊いたごはんが、とんかつのおいしさをさらに盛り立てる。ローストしたプチトマト入りしじみの味噌汁は酸味と味噌がマッチ!
海に近く、2階にある隠れ家のような雰囲気の店は、店主こだわりの餃子をいただけるダイニングカフェ。
注文を受けてから包む餃子は、大葉やパクチー、水餃子なども味わえる。もちろん使用している皮は自家製手づくりのもの。もうひとつおススメしたいのが、油分を抑えて花椒の爽やかな香りをサッパリと引き立てた「四川麻婆豆腐」。ピリリと痺れた舌に、よく冷えたビールをグイッ!と流し込みたい。
また、料理によく合うグリーンレモンを使った店主お手製のレモンサワーも開発中とのこと! 材木座の夜にまた一つ新しい楽しみが増えた。
揚げたての大きなドーナツが並ぶ、小さなドーナツ店。天然酵母を使用したドーナツは、ふんわりとした食感で大きいのにペロリといただけてしまう。シュガー、シナモン、ラムレーズンの定番に、レモンや甘夏、 いちごなど、旬の果物を使ったフレーバーが加わる。