お米と麹、水のみを原料とし、丁寧に低温発酵させて造った自家製の“生あま酒”を手軽に楽しめるお店として、健康や美容に意識の高い地元の常連さんを中心に人気を呼んでいるのが【AMAZAKE STAND(アマザケスタンド)】です。
スタンダードなあま酒をはじめとして、あま酒に馴染みのない人でも飲みやすくアレンジした季節のフルーツやお茶をブレンドしたタイプに、鎌倉野菜を合わせたスムージーなど、お好みのフレーバーで手軽にエナジーチャージできるのが嬉しいですね。
お米と麹、水のみを原料とし、丁寧に低温発酵させて造った自家製の“生あま酒”を手軽に楽しめるお店として、健康や美容に意識の高い地元の常連さんを中心に人気を呼んでいるのが【AMAZAKE STAND(アマザケスタンド)】です。
スタンダードなあま酒をはじめとして、あま酒に馴染みのない人でも飲みやすくアレンジした季節のフルーツやお茶をブレンドしたタイプに、鎌倉野菜を合わせたスムージーなど、お好みのフレーバーで手軽にエナジーチャージできるのが嬉しいですね。
▲ドリンクは全て砂糖不使用、しかも無添加。原料にはオーナーの出身地である岩手県産のお米と米麹を使用しています。左は、あま酒そのものの美味しさとお米のつぶつぶ食感を味わえる「プレーン生あま酒」。右は "あま酒ホイップ" が大人気の「アサイーあま酒」。栄養素だけでなく見た目も味わいもグッド、なのに罪悪感ゼロ。デザート感覚でいただける魅力と満足度!
▲カラフルな色合いでどのフレーバーもトライしたくなる手軽なパウチタイプ。冷凍で販売しているので、暑い日も散歩中に持ち歩きながらシャーベット状に溶けていく状態で飲めるのが嬉しい。左から、抹茶生あま酒、プレーン生あま酒、ベリー生あま酒、100%カカオ生あま酒170ml
▲江ノ電「鎌倉駅」西口からは徒歩4分ほど。店内または店前のベンチでイートインもできます
"生あま酒"でエネルギーをフルチャージしたら訪れたいのは、源氏山への入口となる切通しの【化粧坂(けわいざか)】です。
扇ヶ谷から葛原岡へと続く岩肌の坂道で、かつて鎌倉の防御上重要な位置として激戦地となった場とも伝えられています。夏も木々に覆われ、当時の面影を残すような苔むしたゴツゴツとした急勾配の岩山を登り切った先にあるのは、頼朝公の像が鎮座する源氏山公園。きっとこの道のりは鎌倉の歴史を、肌で感じるひとときになるはず。
▲鎌倉の古道・化粧坂を歩く。 深い緑に包まれた静寂の坂道は、まるで時がゆっくりと流れているかのよう
江の島シーキャンドルと江島神社 奥津宮のちょうど中間に位置する一軒家カフェ【Café Madu(カフェ・マディ)江の島店】。店に一歩踏み入れると、目の前に広がる海と海岸線の街並みに目を奪われます。
藤沢・茅ヶ崎方面に面した大きな窓とテラス席は、島から突き出すような位置にあり、遮るもの一つなく眼下に見下ろす風景は、江の島の中でも屈指の眺望。窓際の席やテラス席では、景色を独り占めしているような気分を味わうことができます。
▲相模湾と海岸線の街並みを見下ろすオーシャンビューのテラス席。ワンちゃんも一緒にカフェ時間を過ごせます
▲ランチタイムには、新鮮な地野菜を味わえる生パスタや、彩り豊かなカレーが人気。もちもち食感の生パスタを使用しトマトソースにワイン、EXヴァージンオイルの風味を調和させた「しらすと湘南鎌倉野菜のトマトソース」(左)。本格スパイスを使用しながらも食べやすくマイルドに仕上げ旬の地野菜と温泉卵をトッピングした「湘南鎌倉野菜と温泉卵のMaduカレー」(右)
▲一年中楽しめる一番人気のかき氷、左は「生いちごミルク」、右は「抹茶白玉大納言」。他にも「ティラミスソフト」「黒蜜きなこソフト」やオリジナル生地のクレープ、パフェなどスイーツも充実
七里ヶ浜の海岸線から坂道を上り、丘の上の住宅街にある【Quiet Village(クワイエット ヴィビレッジ)】。珍しいヴィンテージ、オーダーメイドの一点ものから初心者向けのポピュラーなものまで揃うウクレレ専門店です。
20代前半の頃、たった一枚のCDがきっかけでその音色に魅了され、都内の有名ウクレレ専門店で10年の修行を経て専門店を開くまでに至ったという潤さんと暁子さん夫妻が営んでいます。
国内でも屈指の品揃えと人柄から、全国の愛好家からも慕われている店ですが、初心者向けのウクレレのワークショップや弾き語りのライブも定期的に行われているので、生の音色を聴いてみたい! という方は、ぜひ心に沁みる優しい音色を体感してみて。
▲店主が選りすぐったこだわりのウクレレとギターがずらり。色や形も様々でウクレレを初めて目の当たりする人でも、一点一点にデザインや材質に個性があるのが分かります
▲ウクレレ関連のものだけでなく、暁子さんが手掛ける羊毛フェルトの作品や知人の作家さんによるアクセサリーなども並びます。暁子さんのお気に入りモチーフはシロクマ! 店内のあちこちに飾られているさまざまなポーズの愛らしいシロクマを探すのも楽しい
▲一口にウクレレといっても、大きさや材質、木の硬さや弦の柔らかさなどで音色は変わるそう。潤さんが生演奏で、その違いを聴かせてくれました。目の前でポロン♪と最初の一音だけでも分かる響きと癒される音色に、ウクレレの奥深い魅力を感じるひとときです
江ノ電沿線の中でも、特に駅から近い海岸といえば【七里ヶ浜(シチリガハマ)】。電車で気軽に行けるアクセスの良いビーチとしても人気の高いスポットです。
季節や時間帯を問わず、江ノ電の車窓から一望する水平線も素敵ですが、砂浜に降りて波の音を間近に感じながら眺める夕景はまた格別。江の島にチラチラと光が灯り始め、その向こうに富士山のシルエットを映しながらゆっくりと暮れていく夏の夕暮れは、訪れた人だけが体感できる特別なひとときを演出してくれるでしょう。
▲波音に包まれながらオレンジ色に染まる空の下で。きっと、ずっと忘れない1日になるはず
監修 湘南スタイルマガジン
取材・文 橋本幸恵
写真 立原継望