四季折々の魅力がある鎌倉・江の島。冬にしか見ることができない観光スポットから、近年オープンした話題のショップ、心も身体も満たしてくれるカフェまで、冬のデートや女子旅のヒントになるモデルコースをご紹介します。
四季折々の魅力がある鎌倉・江の島。冬にしか見ることができない観光スポットから、近年オープンした話題のショップ、心も身体も満たしてくれるカフェまで、冬のデートや女子旅のヒントになるモデルコースをご紹介します。
江ノ電「長谷駅」から徒歩4分。由比ヶ浜大通りでひと際目立つピンク色のお店は、【TEMPLE Cafe&Bakery(テンプル カフェアンドベーカリー)】。2024年5月のオープン以来、地元客はもちろん、同業者からも支持を集めているお店です。
ここで味わえるのは、卵もバターも牛乳も使わないプラントベースのスイーツたち。一番人気の「オリジナルグレーズド」に、日替わりで登場する「シナモンロール」、ご指名が多い「キャロットケーキ」など、どれもプラントベースだから、朝からでも罪悪感なく食べられるのが嬉しい!
“生活必需品ではないモノ”を取り扱うセレクトショップ【Talk(トーク)】。生活必需品ではなくても、誰かにとって欠かせないモノとなるような、オブジェや香り、インテリアなど、幅広いアイテムを取り扱っています。
ボタニカルブランド「The Landscapers(ザ ランドスケーパーズ)」や、フレグランスブランド「SCENTAHOLIC(センタホリック)」のフラッグシップショップに加え、ヴィンテージやアートブック、古着もラインナップ。見ればきっと欲しくなる、あなたの暮らしを豊かにしてくれる“必需品”と出合えるはずです。
江ノ電「腰越駅」駅前に2024年3月にオープンしたのは、【KINO WINESHOP & CAFE DINING(キーノ ワインショップ アンド カフェダイニング)】。ワインインポーターや輸入食品小売チェーン、ワイナリー経営など、30年以上に渡ってワインのキャリアを積んできたスペシャリスト・MASAさんが手掛ける、ワインビストロです。
江ノ電がゆっくりと走る姿も楽しむことができるランチタイム。人気のランチメニューは「昭和の煮込みハンバーグ」。滋賀県・近江八幡でフナの稚魚と一緒に育てられた有機米「ゆりかご米」に、山梨県・うえのはらハーブガーデン産の有機野菜、昭和時代のデミグラスソースをイメージして作ったハンバーグはライスに合わせたレシピ。ライスの旨味が引き立ち、箸が進みます。
店の一角を占める大きなワインセラーでは150種類以上のワインを販売。ランチを食べた後は、自分へのお土産にワインを選んで。旅を思い出しながら、家でも一杯楽しみましょう。
江ノ電「腰越駅」から徒歩約5分。江ノ電が道路を通る江ノ島~腰越間にあるのが、2023年11月にオープンしたカフェとセレクト雑貨のお店【cohiki(コヒキ)】です。
通り過ぎる江ノ電を眺めながらカフェタイム。自家製の「ケーキセット」は、北海道産小麦粉に完熟バナナをふんだんに練り込んだ、しっとりかつ軽い食感の自家製バナナケーキが絶品。ドリンクの人気No.1はスパイスが効いた「プラナチャイ」。後味のスパイスの余韻も楽しんで。
カフェタイムの後は、店内の雑貨・インテリアを手に取って堪能して。取り扱う商品はすべて、インテリア業界出身の店主・池田さんの目利きでセレクトされたモノ。コンセプト“男女どちらにも合うモノ”を厳選。自分用にギフト用に、贈る相手を思い浮かべながらチョイスしよう。
春夏秋冬、様々な植物が楽しめる【江の島サムエル・コッキング苑】。明治18年に英国貿易商のサムエル・コッキング氏が造園した植物園が始まりです。当時コッキング氏が持ち込んだ珍しい南洋植物のほか、貴重な温室遺構は今も大切に遺されています。
そんな江の島サムエル・コッキング苑で、この季節だけ楽しめるのが「江の島ウインターチューリップ」。赤やピンク、オレンジ、黄色など、およそ1万5000株ものアイスチューリップが、冬の寒空の下に鮮やかに花開きます。日が落ちた後に開催されるイルミネーションイベント「湘南の宝石」と併せて、「江の島ウインターチューリップ」でひと足先に春を感じてみませんか。
小田急江ノ島線「鵠沼海岸駅」から徒歩約2分。オープン以来、散歩帰りや地元の方で賑わっているのが、【Tallo. FLOWER STUDIO(タロ フラワースタジオ)】です。
花は淡いピンクやオレンジ、イエローなど、優しく明るめの色で揃え、1本から購入できます。“花にマッチする花瓶が見つからない“というお悩みに応えるべく、飾りやすい花瓶も多数セレクト。花と花瓶をコーディネイトして一緒に購入される方や、雑貨目当てのお客様も多く、インテリアショップ感覚で立ち寄ることができます。
江ノ電「藤沢駅」から徒歩3分。藤沢の飲食街の一角にあるのが、ナチュラルワインと創作イタリアンのお店【混醸(こんじょう)】。藤沢のイタリアン「Gotta」がオーナーを務める店ということもあり、料理もワインもこだわりがいっぱいです。
料理はイタリアンをベースにアジアンテイストも取り入れた創作メニューが人気。常連客が必ず注文するメニューが、混醸名物の「季節のポテトサラダ」。サケ、サバやタラなど脂の乗った旬の魚介を主役にした一品です。その他、地元・藤沢のブランド豚を使った「藤沢みやじ豚 ロースのロースト ゴルゴンゾーラとワサビのソース」や、豚肉やポテトサラダとの相性も抜群のナチュラルワイン「Mille Lieux Les Bas Fonds(ミル リュー レバッフォン)」のロゼワインもご一緒に。最高のペアリングを楽しんで。
店名の「混醸」は、様々な品種のブドウが混じり合う“混醸ワイン”が由来。ブドウのように人と人とが混ざり合う出会いの場所になれば、という思いが込められています。
旅の終着駅「混醸」のナチュラルワインで乾杯! 今日一日の思い出を語らいながら、心ゆくまで楽しい夜を過ごしましょう。
監修 湘南スタイルマガジン
取材・文 小宮山真美
写真 立原継望