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朝食屋COBAKABAオーナー内堀敬介さんの材木座さんぽ!

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朝食屋COBAKABAオーナー内堀敬介さんの材木座さんぽ!

多くの人で賑わう若宮大路から鶴岡八幡宮とは反対側の大町・材木座エリアでは「上河原通り」と呼ばれる道沿いに素敵なお店が集まっていることはご存じですか?

鎌倉・小町で人気の【朝食屋COBAKABA】を経営する内堀さんは生粋の鎌倉っ子で、材木座へは仕事帰りや休みの日に良く足を運ぶと言います。このエリアには古くからの魚屋、八百屋、酒屋に加えて、最近ではギャラリーカフェやドーナツ店も仲間入りして、店にはいつも地元の人達が集っているような心地よい時間が流れています。そんな心温まる下町感と新しい文化が調和する材木座をナビゲートしていただきます。

朝食屋COBAKABAのオーナー・内堀さん

【べつばらドーナツ】いつでもみんなのまんまる笑顔なドーナツ!

内堀さんのお店【朝食屋COBAKABA】を出たら、賑わいを見せる大通り「若宮大路」を海側の方向へ。鎌倉女学院前の交差点を左に入って、しばらく行くと見えてくるのが、世代を超えて愛されるみんなのおやつ【べつばらドーナツ】。

生地に天然酵母を使い、砂糖もオーガニック、最後に厚い鉄鍋でひとつひとつ丁寧に揚げていきます。ふっくらもっちりとして優しい甘さを感じる幸せドーナツの完成です。

ショーケースに並ぶのは定番のシュガー・シナモン・ラムレーズン・チョコ・レモンに季節限定商品の6種

親子連れや若い男女など老若男女がひっきりなしに訪れ、世代を超えて愛されている

【逆川橋】この川のネーミングの由来を知っていますか?

この辺りには寄り道したくなる魅力的な細い道が沢山あります。そんな小道を歩くと目の前に「逆川(さかさがわ)」と書かれた橋の銘板が現れます。逆川の名前の由来は、名越から滑川へと流れこむ川筋が曲がって北上し、川が海の方向とは逆に流れているように見えることにちなんでいるそう。

地名や川の名前に思いを馳せて歩くとその土地を深く感じることが出来そうです。

海と逆の方向に水が流れていくように見える

この水の流れが見える「逆川橋」は鎌倉十橋のひとつ

【John】街の憩いの場でギャラリーとカフェを楽しむ

海と逆方向に流れる水の流れを不思議に思いつつ、川の流れをたどって海の方向へと歩いていきましょう。材木座海岸へと真っすぐ続く、この「上河原通り」には新しいお店も増えてきていて鎌倉の中でも盛り上がりを見せるエリアです。この通りを少し歩くと、左手に【John】の看板を見つけました。

古民家を改装したギャラリーとカウンターカフェが融合する空間は自然と居心地が良く、いつも楽しそうな声が漏れ聞こえます。オープン当初はクリエイターを応援しようとギャラリーを開設、次に『作家さんの器でコーヒーが飲めたらおもしろいよね』という企画が催され、新たにカフェがスタートしたと言います。

新旧交代し、新たな店舗が次々と増える材木座の上河原通りにあるカフェ&ギャラリー

どんな展示に出会えるか、あなただけの素敵な出会いを求めて訪れてみてはいかが?

日替わりで提供されている菓子作家ベカロミさんの焼き菓子。厳選された素材で丁寧に手作りされていてファンが多い

【香菜軒 寓】香り立つ野菜がたっぷり、秘密基地で食べるオーガニックカレー

ギャラリーで作品に触れたり作家さんとお話したりして楽しんだ後は、そろそろ小腹が空いてくるころかも。しばらく材木座海岸のあたりを歩くと気になるお店が!

ここは【香菜軒 寓(コウサイケン グウ)】。藤沢の柿右衛門農園のオーガニック野菜をふんだんに使ったビーガンカレーと、惣菜が常時10種類程提供されているお店です。オススメの「野菜カレーセット」はトマトをベースとしたさわやかな酸味が特徴で、風船のように膨らんだインドの揚げパン「プーリー」が付いてきます。

小皿に盛られた野菜の惣菜は奥様みのりさんのお手製。「ハレの食事じゃなくて日常の料理を真面目に提供したい」と考えた化学調味料・白砂糖不使用のメニュー

秘密基地のような店内は現在進行形のD.I.Y中で、電気を使わないこだわりの暖房器具もすべて手作り。身体と地球に思いやりを感じる優しい時間を過ごせる

【清水湯】いい湯だな♪ 旧鎌倉唯一の銭湯で心も身体もほぐす

おなかも心も満たされて店に出ると、目の前に「ゆ」の文字が魅力的にはためていています。

ここ【清水湯(しみずゆ)】は旧鎌倉市街で唯一の銭湯、そのスタイルは昔から変わりません。のれんに番台、ケロリンの風呂桶と、どこか懐かしいノスタルジックな風景が詰まっています。

最近ではランニング帰りに立ち寄る若い人やゲストハウスに宿泊する観光客の姿も。沢山の方に愛され続ける老舗銭湯

熱めの一番湯を目指して常連さんは開店前から並ぶ

日本の文化を受け継ぐ地元の憩いの場に、内堀さんもほっこり

取材・文 土屋智弘
撮影 立原継望