店主の森ロドリゲス・パブロ英樹さんは、アルゼンチン生まれ、日本育ち。幼馴染の妻の尚子さんと営む、南米アルゼンチンの家庭料理が食べられるお店です。
“アルゼンチンの美味しいもの”をコンセプトに、料理上手な両親に教えてもらったという英樹さんのこだわりは、手間暇を惜しまない本場の味。日本では、あまり馴染みのないアルゼンチンの料理ですが、移民の多い歴史的な背景などから、ラテンアメリカの文化とスペインやイタリアなど多彩なヨーロッパの食文化が入り混じり、どの料理も日本人にも馴染みやすい優しい味付けが特徴だそうです。オレガノ、パセリなど様々なハーブやスパイスを活かしながら、素材を引き立てる親しみやすい味わいの料理が並びます。
また、牛肉を大量に食べるアルゼンチンの人の健康を支えているという「マテ茶」や、アルゼンチンのカフェでは定番の濃いめのカフェラテ「カフェ コルタード」に合う甘いご当地スイーツも充実。ビールやワイン、リキュールもアルゼンチン一色!
▲濃い目に味付けした“辛くない“チョリソーをバゲットでサンドしたアルゼンチンの国民食「チョリパン」(手前)は、ハーブをふんだんに使った自家製のチミチュリソースのサッパリ感がチョリソーと絶妙なコンビネーション。アルゼンチンの煮込み料理で定番のひとつ、レンズ豆をふんだんに使い野菜と肉の旨味がたっぷり染みたトマト味の煮込み豆のスープ「ギーソ」(奥)、「カフェラテ」など、リーズナブルでボリューム満点!
▲アルゼンチンではとてもポピュラーなビール「キルメス」。すっきりとした喉越しには、店頭でテイクアウトもしている半月型の揚げパイ「エンパナーダ」との相性も抜群
▲森ロドリゲス・パブロ英樹さんと妻の尚子さん、アルゼンチンのサッカー界レジェンドパブロ・アイマール選手から名付けたという長男のアイマール君。夏には新たなファミリーも加わる予定です
▲アルゼンチンではポピュラーなリキュール「フェルネット ブランカ」のコーラ割り。様々な薬草やハーブの抽出液で作られる蒸留酒で、“世界一苦い“とも言われながら、現地では胃腸に良い?!とされる国民的ドリンクだそう
▲由比ヶ浜大通り沿いの六地蔵近く、アルゼンチンタンゴを描いたブルーの看板が目印。メニューは全てテイクアウトも可能
▲壁にディスプレイされた英樹さんセレクトのアルゼンチンワインは、ボトルでの購入可能。一人でも過ごしやすいカウンター席もあります