鎌倉佐助に2022年11月にオープンした喫茶ギャラリー【アピスとドライブ】。金曜、土曜、日曜、祝日の週末のみに営業する特別な空間です。
ブランディングやデザインを手掛けるアピスラボラトリーを主催するアートディレクター・今井クミさんが店舗のディレクションを、ものづくりに取り組む多くの人を取材し、ブランドづくりなどを手掛けてきたコピーライターの後藤国弘さんが店主を務めています。
店内では、これまでに手掛けてきたアイテムや、取材で出会った全国各地の良いもの、作家とコラボしたオリジナルアイテムを展示販売。不定期で作家を招いた展示会イベントも開催されています。
▲店舗の手前はセレクトショップ。日常のアイテムはもちろん、プレゼントに喜ばれる逸品も見つかりそう
▲店舗の奥はカフェスペースになっており、オリジナルスキンケアブランドjoscilleの「養生茶」や、地元鎌倉の邦栄堂の麺を使った「アジアンまぜ麺」などを味わうことができます
カフェで味わえる「養生茶」は、樹齢1000年ともいわれる巨木がそびえ立つ神秘の森がある山口県徳地町で、800年以上前から現在に至るまで地元で愛され続けている薬草茶を使用したもの。栄養価の高い時期に手摘みで収穫し、自然乾燥をした後、じっくりと焙煎される、昔ながらの製法で作られたお茶です。
希少な和ハーブ「クロモジ」の枝木を使用したお茶は、主成分リナロールの柔らかな香りが心を穏やかに鎮め、身体の中から至福の香りに包まれます。自律神経や心のバランスを整えたい時、安眠したい時、風邪の予防にもおすすめ。子どもや妊婦さんも安心して飲むことができます。
裏の竹林を望みながらゆっくりと過ごすことができるカフェスペースでは、店内で読むための本も用意されています。鎌倉観光の中心地から少し離れたカフェで、のんびりと時間が流れる贅沢なひと時を過ごすことができます。
▲「養生茶 黒文字」500円。店内で自由に読める本も用意されています
▲養生茶は店頭やECショップで販売されています。1リットルのお湯に1袋のお茶パックを入れて15〜10分煮出して。ティーバッグタイプはカップにお湯を注ぐだけで美味しくいただけます。お茶を湯船に入れてもリラックスできるそう
▲福島県浪江町で約300年前から作られてきた大堀相馬焼に、宮城県石巻市で約600年の歴史をもつ硯の原料・雄勝石の粉末を釉薬として使った器「黒照:クロテラス」。別注したオリジナルデザイン「オーバル皿」4,400円、「高台皿」6,050円
▲奥の和室スペースもギャラリースペースとして開放されています
▲コピーライターとしても活躍する店主の後藤国弘さん