臨済宗建長寺派に属し、山号は新居山。
鎌倉十三仏第五番札所 。 鎌倉二十四地蔵第八番札所。
ご本尊は(建長2年)に仏師「運慶」作と伝わる閻魔大王坐像〔国重要文化財〕。
開山は知覚禅師。亡者が冥界において出合う「十王」を祀っているため「閻魔堂」「十王堂」としても親しまれています。
円応寺は初め「荒井閻魔堂」と呼ばれ、鎌倉の大仏の東側にあり、高徳院の大仏さまや長谷寺の観音さまと合わせ、極楽浄がある鎌倉でも西側のエリアにありましたが、室町幕府初代将軍足利尊氏が鎌倉幕府滅亡後に由比ガ浜へ移転、江戸時代の1703(元禄16)年の大地震の津波被害により、現在の地に至りました。