フォーラスカル

#鎌倉フォー合戦

鎌倉で人気の2大フォー専門店をレポート!

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野菜がたっぷり摂れておなかも満たされるヘルシーなアジアンヌードルと言えば、ベトナムの国民食「フォー」。喉ごしが良い米麺にあっさりとしたスープが日本人の舌にも良く合いますよね。鎌倉で人気のフォー専門店【フォー カットゥン】と【PHO RASCAL(フォー ラスカル)】を訪ね、美味しさの秘密に迫ってきました!

ベトナムに思いを馳せて味わうフォー【フォー カットゥン(PHO CAT TUONG)】

最初にご紹介するのは、ベトナム人シェフによる本格的なフォーを味わうことができる【フォー カットゥン】。鎌倉駅に近く、アクセスは抜群ですが、メインストリートの小町通りと若宮大路の間の路地、“裏小町”にあるため、知る人ぞ知る穴場的なお店です。

▲2019年に戸塚から鎌倉に移転したベトナムフォー専門店【フォー カットゥン】。お店に行くには鶴ヶ岡会館を目指すと分かりやすい

▲14席ほどのこぢんまりとした店内には、食欲をそそるスパイスの香りが漂う

【フォー カットゥン】のレギュラーメニューは、日本人に馴染みある鶏肉のフォー、ベトナムではポピュラーな牛肉のフォーと牛団子のフォーの3種。お客さんの熱いリクエストを受けて、2種類を組み合わせることも可能です。

▲オーダーしたのは鶏肉のフォー。付け合わせのもやし・サニーレタス・唐辛子を入れ、ライムを絞って、早速いただきます!

▲フンさんのフォーは、ベトナム南部ホーチミンの味がルーツ。「さっぱりしているけれど後を引くような、病みつきになる味を目指しました」

旨味が凝縮されたスープは、牛骨出汁と各種スパイスを7時間以上も煮込んで作られているのだそう。常連さんからは「疲れた時に食べると元気が出る。二日酔いの時にも優しい味」との嬉しい声も。そして、特筆すべきは麺! 白く平たい麺はきし麺のようで、乾麺とは思えないもちもちの歯応え。箸でブツっと切れないコシや米粉の割合にこだわって、フンさんと妻のまゆこさんがベトナムから直輸入している特別な麺なのです。

卓上には調味料がセットされ、途中から味わいの変化も楽しめます。チリソースやナンプラーの他、甘味噌を使うのはホーチミンスタイルなのだとか。店内に鎮座するベトナムの神様を横目に、異国情緒あふれるアジアンドリンクやベトナムビールも一緒に頼めば、旅行気分も満喫できますよ。

オリジナルフォーの味わいに舌鼓【PHO RASCAL(フォー ラスカル)】

鎌倉駅から若宮大路を進み約4分、鎌倉野菜を直販する「レンバイ」の並びに行列の絶えない店があります。ここは【PHO RASCAL】、大きなガラス窓から見える、ハフハフと麺をすする幸せそうなお客さんの姿が目印です。

▲【PHO RASCAL】の前身は、大磯の人気店【アジア食堂RASCAL】。2018年、フォーをメインとした店として鎌倉に移転してきた

▲白を基調とした店内には自然光が降りそそぎ、おしゃれなカフェのよう。ひとりでも入りやすい雰囲気

【PHO RASCAL】のフォーは、鶏肉のフォー、ベジタブルフォー、日替わりのフォーの3種類です。今回オーダーしたベジタブルフォーの野菜はすぐそばのレンバイから仕入れていて、上に乗っている葉物はその時々のお楽しみ。取材時は水菜、ケール、ハンダマ(水前寺菜)が使われていました。さっぱりしたスープに米麺がよく絡み、フライドオニオンと甘酸っぱいミニトマトがいいアクセントです!

▲モリモリの鎌倉野菜がインパクト大のベジタブルフォー。人気の煮卵とともに

日替わりで登場するフォーにも、【PHO RASCAL】ならではのオリジナリティがあふれています。豚バラチャーシューのフォー、白身魚と胡麻のフォー、エビとアサリの辛いフォーなど、興味をかき立てられるラインナップばかり。訪れる度に、美味しい驚きに出会えます。

3種類のフォーのスープは鶏と野菜とスパイスがベースです。そこにそれぞれの具材のエキスを加えて変化をつけているそう。「例えば、ベジタブルフォーは強めに塩を振ったトマトをグリルし、そのエキスもスープに加えています。日替わりのフォーも具材ごとの個性が出るので、また違った風味のスープになるんですよ」と店主の新井秀明さん。

▲自分好みの味を追求したという新井さんのフォーには、一期一会の楽しみがある

【PHO RASCAL】はサイドメニューも充実しているので、店内の黒板をぜひチェックしてくださいね。小丼の甘辛い鶏肉飯(ジーローハン)を、フォーと一緒にオーダーするお客さんも多いそう。煮卵も外せないし、いや、この際人気の春巻きも.....と悩むのも楽しい時間です。

お腹がいっぱいになったら、いざ運動。長谷駅まで由比ヶ浜大通り沿いの散歩を楽しみ、そのまま江ノ電で周遊する盛りだくさんな観光コースもおすすめですよ。

取材・文 二木薫
撮影 三浦安間

※掲載情報は2022年6月末現在のものであり、変更になることがあります。