Welcome! New Faces, New Shops ④

町を彩る新規開店やリニューアルされたお店をご紹介【ANTICO RONDINO】

切り立ての生ハムが香り立つパニーノ専門店(ANTICO RONDINO)

鎌倉らしい風情の古民家。大きな豚のロゴイラストが目印です

2022年3月、長谷駅から大仏に向かって徒歩5分の場所にオープンした「ANTICO RONDINO(アンティコ・ロンディーノ)」。こちらは稲村ガ崎のイタリア料理店「TAVERNA RONDINO(タベルナ・ロンディーノ)」の姉妹店で、生ハムとパニーノ(イタリア発祥の生ハムサンド)の専門店です。定番の生ハム、プロシュットやポルケッタ(豚肩肉の香草ロースト)などのパニーノの他、アンティパスト(前菜)を豊富なドリンクメニューとともに楽しめます。

生ハムはオーダーが入ってからスライスして提供されます

パニーノや盛合わせに使われる生ハムは旨味を損なわないよう、注文を受けてから一つひとつスライスしてサーブされます。パニーノのパン(フォカッチャ)にもこだわりがあり、シェフでレシピ開発も担当している町田マネージャーによると「フォカッチャは稲村ガ崎の本店とは違うレシピでつくっています。具材を挟んだ時に美味しく、また食べやすいように粉の配合を変え、中はしっとり、外はカリっとした食感」とのこと。

頬張ると、たっぷりの生ハムと具材、香ばしいフォカッチャが口の中で混然一体となり、絶妙なお味でした。

パニーノにドリンクと自家製ポテトチップスがついたレギュラーセット

パニーノは単品(900円)の他に、ドリンクがセットになった「ドリンクセット」(1,200円)、ドリンクと自家製ポテトチップスがセットになった「レギュラーセット」(1,500円)があり、満足感のあるお得なメニューになっています。サクサク食感の自家製ポテトチップスはトリュフの風味を纏ったリッチな一品で大人気です。

古民家をリノベーションした、ゆったり落ち着ける店内

店名「ANTICO RONDINO」のanticoとはイタリア語で「古風な、歴史のある」という意味。創業42年の老舗イタリア料理店「TAVERNA RONDINO」が古民家で、イタリアで昔から親しまれているパニーノを提供する、ということで命名されたそうです。静かで趣のある日本家屋で庭を眺めながらパニーノを食べるのって、新鮮な感覚ですね。

アペリティーボにぴったりな生ハムの盛り合わせ(Mサイズ2,500円)とワイン

15時からのメニュー、切り立て生ハムの盛り合わせ(1,800~3,500円)はワインと一緒に楽しみたい一品。夕食前におつまみとともに会話を楽しむ習慣をイタリアではアペリティーボと言うそうで、観光でいらした方にも、地元の方にも「気軽にワイン一杯から楽しく、憩える店に」という町田マネージャーの言葉の通り、すでに人気の「アペリティーボ・スポット」になっているようです。

取材:ALOHAS
※すべてのメニューはテイクアウトできます。
※価格はすべて税抜きです。店内飲食に10%、テイクアウトに8%の消費税が加算されます。
※掲載情報は取材日時点(2022年5月)のものです。