山本餃子の焼餃子

#夕暮れ食べ呑みダイアリー④

早めの時間から楽しめる食事やお酒のお店をご紹介【山本餃子】

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鎌倉へ移り住み、東京へ通勤する生活を7年ほど続ける中で感じた「平日も鎌倉に居たいなぁ」という気持ち。そして賑わっている老舗の町中華がだんだんと少なくなっている鎌倉の町の変化も重なり、自らお店をはじめることを決意。それまでの仕事とはまったくの畑違いの飲食店を脱サラしてはじめます。

食べる人想いのやさしい餃子。カウンター席で楽しむNEO町中華

じゅーと音が立つほどの強火で仕上げるトマト入りの卵焼き

「なぜか餃子屋と決まっていた(笑)」と、山本餃子の店主、リオさんは言います。都内の職場近くにあった屋号の無い餃子屋さんの餃子が好きで良く通っていたそう。「餃子をつまみに飲めるし昼は餃子を定食としても食べれるお店でした。その様子を見ていたら(自分のお店でも)カウンターで餃子とお酒をやっているイメージが浮かんできて」。元和菓子屋の空き物件を見つけ、会社を辞め、2011年9月30日に山本餃子をオープンします。

直火の鉄板で焼き上げる餃子。約20分ほどかけて焼き上げます

オリジナルTシャツもかわいい。焼き立ての餃子を手にする店主リオさん

「ハレとケなら、餃子は圧倒的にケ(日常)の料理」と断言するリオさん。その日常の中で、昼も夜も、男性も女性も、子供も大人も食べて満足する餃子を、そして食べても匂いが気にならないようにと考えニンニクとニラの入っていない餃子を包み、焼き続けています。

しっかりと旨味を感じてもらえるよう工夫を凝らしレシピは進化を続けているそうです。開店以来、焼餃子には邦栄堂製麺所の皮を使い、種は自家製。定番の餃子以外に変わり種の餃子もあり、食べ比べを楽しむお客さんも多いとか。

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正午開店で夜19時までの通し営業。6個、9個、12個と餃子の数が選べる餃子定食は修学旅行や遠足で鎌倉を訪れる小学生から近所のオフィスや現場で働く方々の定番ランチとして熱烈な支持を得ています。

もちろん昼、夕問わず酒の肴として餃子を楽しむことも。餃子以外にも「トマトの卵炒め」や「アボカドときゅうりのサラダ」などの一品料理や「増田屋さん(扇ガ谷)のおいしい豆腐 おまかせ冷奴」「八百治さん(材木座)のとびきり ぬか漬」などローカルな味も楽しめます。

店内は開店前のイメージ通り、カウンター席のみ。青い壁には店主セレクトの絵が飾られています

熱々のジューシーな餃子を頬張りながら店主リオさんとの会話はもちろん、一緒に居合わせた隣席の方とも話が盛り上がってしまうから不思議なお店です。観光で鎌倉に来られても、ケの料理を楽しみたい方はぜひ足を運んでみてください。

鎌倉駅から徒歩3分、ふれあい鎌倉ホスピタル隣。持帰り用の餃子販売もあります

水曜から日曜は正午から19時まで。火曜は店主が通った料理教室の先生が代打として店頭に立つ「火曜ほっこ山餃」として営業。普段の山本餃子とは異なる料理もラインナップされるそうです。餃子売切れなどによる早仕舞いなどの営業情報はSNSでご確認ください。


※掲載情報は取材日時点(22年5月)のものです。
取材:ALOHAS