中華料理屋さんをはじめ、鎌倉の多くの店で使用されている邦栄堂の麺。地元民が“いつもの”という調子で、ひっきりなしに訪れるこの製麺所は、3代目の関さんとスタッフ数名で運営しています。ご近所に住む旅音のふたりも、ここの常連さん。麺以外にも生蕎麦、焼き餃子 ・ 水餃子 ・ ワンタンの皮など幅広く販売していて、東京からわざわざ買いに来る人の姿も。
#知られざる鎌倉の絶品おみやげ
鎌倉にゆかりがあり、知人も多いミネシンゴさん。今回は鎌倉に暮らす仲間に、鳩サブレーだけでない自慢のおみやげを聞き込み調査。今回は、鎌倉で知らない人はいないのではというほど愛される、絶品の麺を製造する「邦栄堂製麺所」 の餃子の皮。毎月この皮で餃子を作るという地元民 「旅音」のふたりに聞いたその魅力をミネさんが語ります。
撮影・聞き手 編集者「ミネシンゴ」さん:
神奈川県・三崎の夫婦出版社「アタシ社」代表。美容文藝誌『髪とアタシ』編集長。三崎港 蔵書室「本と屯」店主
中華料理屋さんをはじめ、鎌倉の多くの店で使用されている邦栄堂の麺。地元民が“いつもの”という調子で、ひっきりなしに訪れるこの製麺所は、3代目の関さんとスタッフ数名で運営しています。ご近所に住む旅音のふたりも、ここの常連さん。麺以外にも生蕎麦、焼き餃子 ・ 水餃子 ・ ワンタンの皮など幅広く販売していて、東京からわざわざ買いに来る人の姿も。
代表の関さん曰く、売れ筋は「麺」と「餃子の皮」。旅音のふたりは、市販の皮に比べて厚く、具をしっかりと包み込むモチモチ食感を堪能できるところが好きなのだとか。餃子の皮は鍋の締めに入れるとうまい、と餃子以外の食べ方をする方もいるのだそう。と、味はお墨付きだけれど、それだけでないのも魅力。
“鎌倉にはたくさんの名物があるけれど、邦栄堂はヒミツにしたいほど大好きな場所。暖簾がかかっていて、中からは機械の音が。そこにはいつもの関さんがいて、いつもの餃子の皮があって。なにげないおしゃべりが幸せに思えます”と旅音のおふたり。鎌倉の人はそれぞれ顔なじみの店を持っていて、そこには“店:客”の関係性だけではない、居心地のよさが流れています。
01. 中華そば さとう 鎌倉市大船2-5-6
02. 来々 鎌倉市大船2-6-6
03. はぶか 鎌倉市大町2-9-8
04. かかん 鎌倉市御成町13-12
05. 山本餃子 鎌倉市御成町9-6
06. 鎌倉赤坂飯店 鎌倉市小町2-11-2
07. 盛華園 鎌倉市極楽寺2-2-5
08. 偕楽 鎌倉市稲村ガ崎3-3-30
09. ひら乃 鎌倉市小町1-6-13
10. 不動茶屋 鎌倉市雪ノ下2-2-21
ほか鎌倉市内に30店舗以上