海水浴を楽しむ人々で賑わっていた真夏の江の島。だんだんと暑さも和らいで、おさんぽにぴったりな季節がやってきました。秋ならではの景色を探しに、腰越周辺をゆっくり散策してみませんか?
海水浴を楽しむ人々で賑わっていた真夏の江の島。だんだんと暑さも和らいで、おさんぽにぴったりな季節がやってきました。秋ならではの景色を探しに、腰越周辺をゆっくり散策してみませんか?
秋を実感したいなら、龍口寺がおすすめ。最寄りは江ノ電の江ノ島駅ですが、小田急線の片瀬江ノ島駅からも歩いていくことができます。せっかくなら目的地までの道のりも楽しんでみませんか?片瀬江ノ島駅を降りて目の前の弁天橋を渡ると、【すばな通り】と呼ばれる商店街が。お土産屋さんや人気の江の島グルメはもちろん、レトロな雰囲気の旅館や射的屋など、たくさんのお店が立ち並んでいます。
龍口寺は江ノ島駅から徒歩3分ほど。仁王門周辺の黄葉の盛りを迎えた大イチョウを眺めたら、後ろを振り返ってみて。黄色のイチョウ越しに緑の江ノ電が走る姿は絵はがきのような美しさです。
龍口寺から腰越駅方面へ進むと、ここにも商店街がありました。
【腰越商店街】は江ノ電がその道の真ん中を走り抜ける風景が特徴。12分ごとに上り下り各1本が商店街を通過します。人や車と道を譲り合いながら進む姿は風情を感じますね。
腰越商店街には、地元の人が日常的に利用するお店からフレンチレストランまで、徒歩10分ほどの距離にさまざまなお店が軒を連ねています。100年以上続く老舗の【鈴木豆腐店】で手作りの豆乳を味わってみたり、【SHONANPHOTO CAFÈ】で江ノ電を眺めながら一息つくのもおすすめです。
たくさん歩いたら、そろそろお腹が空いてきませんか?
食欲の秋、しらすも実は秋が旬なんです。腰越漁港の前にある【しらすや】は、漁師さんが経営する評判のお店。獲れたての生しらすと釜揚げしらすで作る「二色丼」から、生しらす・釜揚げ・畳いわし・佃煮・しらすのかき揚げと、色んな味を一度に楽しめる「しらすづくし定食」まで、メニューも豊富です。くれぐれも食べ逃がしのないように。
お腹を満たしてお店を出ると、目の前に広がるのが腰越海岸です。やさしい波音が響くなか、海、江の島、富士山を背景に、オレンジから紫へ刻々と変わる秋の空。きっと見入ってしまうはず。美しい空の写真を撮るのもよし、浜辺を歩くのもよし、釣りをするのもよし・・・と、リフレッシュにも最適な場所です。おさんぽの締めくくりは江の島を横目に、沈みゆく夕日を堪能しませんか。