平日は朝ご飯、週末のみ朝ご飯とお昼ご飯の提供をしている【えんをむすぶ ちゃんま】。和田塚駅から徒歩12分ほどの材木座の住宅街にある居酒屋「良酒屋」を間借りして営業しているお店です。
店主まどかさんのお父さんは、なんと元力士。まどかさんが1歳のときに、ご両親が東京・武蔵小金井にオープンしたちゃんこ鍋屋さんの味を受け継ぎたいと、看板メニューの一つであり幼少期から大好きだったという「つくね」と「ちゃんこスープ」をメインにした料理を提供しています。
オーダーが入ってから焼き上げるつくねのレシピや焼き方をはじめ、ご飯の炊き方、出汁の取り方、母直伝のお漬物まで、ご両親からの味をひとつひとつ丁寧に受け継ぎつつ自分流にアレンジする、まどかさんの料理に向き合う真摯な姿勢を感じるお店です。
▲店の看板メニュー「月見つくね丼」に鶏がらスープで野菜を煮込み、ほんのり生姜を効かせたちゃんこスープ、自家製のきゅうり漬けが付く。毎朝土鍋で炊き上げるというツヤツヤのご飯の上に、ボリュームたっぷりのふっくら香ばしいつくね、そこに甘辛タレと黄身がとろりと絡み……早朝から食欲をそそる一品
▲子どもの頃から食べることが好きで、両親のちゃんこ鍋屋さんもよく手伝っていたという店主のまどかさん
▲材木座の居酒屋「良酒屋」の間借りにて平日は朝ごはん、金土日は昼ごはんを提供しています。地元の常連さんから美味しいと噂は広がり、駅から離れた住宅街ながら観光客も目当てにやってきます
▲テーブル席の他、カウンター席もあり、一人でも気軽に利用しやすい店内
▲料理はテイクアウトも可能。他にも、犬好きのお母さんお手製のわんちゃん用おやつ「手作りジャーキー(鹿・馬・鶏)」や、ピンクソルトがアクセントの「塩バナナジュース」などドリンクもあります
▲「ちゃんま」は、学生時代の愛称であり、両親がちゃんこ鍋屋さんを営んでいることから、小さな居間のような空間になれたらという想いから。また、暖簾部分の『円』には『縁(えん)』、『塩(えん)』を結ぶ、『まどか』の意味が込められているそう