鎌倉駅東口から、観光客で賑わう小町通りを歩いて6分ほど。若宮大路へつながる路地を右折してすぐの商業ビル2階に2023年8月オープンしたのが、モダン和風カフェ「RURU KAMAKURA(ルル カマクラ)」です。お店の中央にある大きなテーブルの上面には、お寺などの庭園を思わせ白い砂紋があり、その上を静かに水が流れています。この斬新なデザインの「水テーブル」で、羊羹に見立てた濃厚なテリーヌと香り高い抹茶ラテをいただくことができる新しいコンセプトのカフェです。
鎌倉駅東口から、観光客で賑わう小町通りを歩いて6分ほど。若宮大路へつながる路地を右折してすぐの商業ビル2階に2023年8月オープンしたのが、モダン和風カフェ「RURU KAMAKURA(ルル カマクラ)」です。お店の中央にある大きなテーブルの上面には、お寺などの庭園を思わせ白い砂紋があり、その上を静かに水が流れています。この斬新なデザインの「水テーブル」で、羊羹に見立てた濃厚なテリーヌと香り高い抹茶ラテをいただくことができる新しいコンセプトのカフェです。
ロの字型の「水テーブル」には乳白色の小石が敷かれ、箒で掃いたような砂紋が描かれています。そして、その上をさらさらと静かに水が流れて行くという、何とも不思議な空間。これは、石や砂だけで水の流れを表現する日本庭園(枯山水)のイメージから発想したものだそうです。本来の枯山水とは意味合いが異なりますが、水を使った枯山水ということで、RURU KAMAKURAでは「濡山水(ぬれさんすい)」テーブルと呼んでいます。目の前で揺らめく水の動きを眺めていると、小町通りの賑わいが嘘のような、別世界にいるような気分になります。
RURU KAMAKURAのメニューは羊羹テリーヌとドリンクのセットメニューのみ。羊羹テリーヌを、お抹茶、ほうじ茶、お抹茶+ほうじ茶、レアチーズの4種(すべて800円)の中から選び、これにお抹茶ラテ、ほうじ茶ラテ、カフェラテなどのドリンク(600~800円)をプラスして注文するスタイルです。(テリーヌのみ、ドリンクのみのオーダーはできません。)
抹茶やほうじ茶にホワイトチョコ、生クリーム、バター、卵を合わせ、じっくりと低温で焼き上げるのがRURU KAMAKURAの「羊羹テリーヌ」です。濃厚ながらしっとりした食感で、それぞれのお茶の風味が口のなか一杯に広がります。和皿、笹の葉、木のフォークとともに供され、見た目は和菓子そのものですが、中身はパティシエがつくる本格的な洋風スイーツとなっています。
レギュラーのテリーヌ以外に、さつまいもなど旬の素材を使った季節限定のバリエーションも提供されているそうです。
オープン以来、連日お客様でいっぱいのRURU KAMAKURA。鎌倉での開店にあたって、店主を務める奥田さんは古都鎌倉のイメージに合う和風バージョンの水テーブルカフェということで、日本庭園の枯山水から発想した「濡山水」をコンセプトにテーブルや店舗のデザインを行い、羊羹に見立てたテリーヌというメニューを開発されたそうです。
世界で一つだけの「濡山水」テーブルでいただく羊羹テリーヌやラテ。鎌倉散策途中の癒しスポットとして、一度「体験」されてみてはいかがでしょうか?
取材 ALOHAS
※価格はすべて税込みです。
※掲載情報は11月取材時点のものです。
※掲載している情報が変更になっている可能性がございますので、公式サイト等で最新の情報をご確認ください。