• 龍口明神社 五頭龍
  • 龍口明神社
  • 龍口明神社
  • 龍口明神社 御神木 タブノキ
  • 龍口明神社

西鎌倉駅

龍口明神社
りゅうこうみょうじんじゃ

鎌倉最古、全国で唯一五頭龍大神を祀る

湘南モノレール「西鎌倉駅」から新鎌倉山へと向かう緩やかな坂道を上ると、徒歩5分ほどで左手に【龍口明神社】が見えてきます。その創建は552年(欽明天皇13年)、飛鳥時代にまで遡ります。

伝説によれば、かつて鎌倉の深沢周辺には大きな湖があり、そこに五つの頭を持つ龍が棲み悪行を重ねていました。五頭龍はたびたび暴れては洪水を起こして田畑を荒し、さらには子どもをさらって人々を苦しめました。村人たちは苦渋の決断の末に生贄を差し出したという記述も残っています。そしてある時、海底が隆起して江の島ができ、そこに空から弁財天が舞い降りました。弁財天の美しさに心を奪われ、思いを寄せた五頭龍は、弁財天に悪行を厳しく戒められると心を改め、やがて二人は夫婦となったとされています。人々に慕われるようになった五頭龍は「五頭龍大神(ごずりゅうおおかみ)」となり、やがて山と化し、村人達はその山となった五頭龍大神を祀るために龍口山に社を建てました。これが龍口明神社の発祥と伝えられています。

1978年に村人達の総意により、江の島を遠望し龍の胴にあたる現在の地へと移転。五頭龍大神として、今も人々を災害から守り続けています。

▲弁財天の夫神との伝説が残る、迫力ある五頭龍大明神の像と、二の鳥居の向こうに望むひっそりと佇む本殿

▲弁財天の夫となって改心した五頭龍は「今後は山となってこの地を守りたい」と、国家安泰の神「五頭龍大神」としてやがて山と化し、その山は龍口山と呼ばれるようになったという伝説が残っています

▲かつては江ノ島駅近くの【龍口寺】の隣にありましたが、1978年に現在の地に移転されました。龍口明神社と江島神社の弁財天を合わせて夫婦参拝すると、縁結びのご利益が得られるそうです

▲ご祭神は「玉依姫命(たまよりひめのみこと)」[ご利益:縁結び・子授け・安産]と「五頭龍大神(ごずりゅうおおかみ)」[ご利益:国家安泰・心願成就・交通安全・縁結び]

▲御神木のタブノキはパワースポットとしても人気

概要

※掲載している情報が変更になっている可能性がございますので、公式サイト等で最新の情報をご確認ください。

店舗名
龍口明神社
りゅうこうみょうじんじゃ
住所
〒248-0033 神奈川県鎌倉市腰越1548-4
TEL
0467-32-0833
アクセス
湘南モノレール「西鎌倉駅」から徒歩5分
営業/拝観時間
9:00-17:00(寺務所受付)
定休日
なし
公式サイト
こちら