藤沢駅と石上駅の中間に佇む小さなお店【サリーとペレ】。アメリカ人夫婦が営む、手づくりの焼き菓子専門店です。週末のみのオープンですが、開店日には毎日必ず来る地元の常連客もいるほどの人気ぶりです。
米軍基地に勤務し、約28年間藤沢で生活してきた夫婦が、リタイアを機に始めたお店。アメリカ在住時にカフェで勤務していたカーリーさんがお菓子作りを担当し、カーリーさんのルーツでもあるイギリスの国民的お菓子をアメリカンにアレンジしたシンプルで優しい味わいのスコーンやお菓子を焼いています。
自慢のスコーンは、表面はサクッと中はしっとりとした食感が特徴。アメリカのお菓子と聞くと、ずっしりと重く甘味の強いお菓子を想像しますが、ここのお菓子は優しい甘みで、おやつはもちろん、朝食にもピッタリ!
▲週末だけオープンするテイクアウト専門の小さな焼き菓子店。旬の食材を使った季節限定のお菓子も人気
特に人気なのは、生姜とレモンの果肉、果汁を練りこんだ爽やかな味わいの「ジンジャーレモンスコーン」と、夏季限定の「フレッシュブルーベリースコーン」。フレッシュブルーベリースコーンに使用するブルーベリーは、ジャムなどに加工せずフレッシュなまま練り込むため、藤沢市内の手摘みのブルーベリーを素材の甘みや旨みにこだわって選んでいます。
クリームやジャムを添えずに、そのまま食べるのがおすすめ。ジンジャーレモンスコーンは、少し温めることで、ジンジャーの香りが引き立つので、食べる前にリベイクして♪
もちろん、紅茶やコーヒーとの相性も抜群です♪
冷蔵庫や冷凍庫で保存し、自宅で温めて食べることができるので、週末にまとめ買いする人もいるのだとか。
▲地元藤沢で収穫されたブルーベリーがたっぷり入った夏季限定の「フレッシュブルーベリースコーン」320円(右)と、生姜とレモンが爽やかに香る「ジンジャーレモンスコーン」250円(左)
▲オーナーのスタンさん(左)と、キッチンを担当するカーリーさん(右)
▲住宅街の中にふと現れる、かわいい看板がお店の目印