鎌倉駅

納言志るこ店
なごんしるこてん

小豆を炊いて70余年。鎌倉の路地裏で守り続ける、変わらないお志るこの味

江ノ電・鎌倉駅から徒歩2分、小町通りの路地裏で昭和28年から続く【納言志るこ店】。店に入ると、大きな羽釜で炊き上げる小豆の甘い香りがふわりと迎えてくれます。

看板の「田舎志るこ」は、北海道産の大粒小豆を使い、創業時から変わらぬ製法で、水をつぎ足し、砂糖を加え、小豆の様子を見ながら約1時間半かけて毎朝丁寧に炊き上げます。ふっくらとした粒あんは、気持ちまでほっとほぐれる素朴で優しい甘さ。塗り直しながら大切に使い続ける山中塗りのお椀や、月ごとに掛け替えられる暖簾にも、家族で一日一日積み重ねてきた静かな営みが息づいています。

▲年季の入った大きな羽釜でじっくりコトコト。北海道産の大粒小豆をふっくら艶やかに炊き上げ、粒の食感を残した素朴で優しい甘さに

▲開店前、毎朝欠かさず羽釜の前に立ち、小豆の状態を見ながら丁寧に炊き上げる二代目店主の岩田さん。嫁いでから50年、年末年始も休まず家族で店に立ち続けてきました。その一日一日の営みが、変わらない味を今に繋いでいます

▲初代の女将さんが自宅の一部を改装して店を始めたという店内は、どこか懐かしい佇まい。鎌倉の街が移り変わっても、ここでは70年以上変わらない時間が静かに流れています

▲大佛次郎をはじめ、鎌倉ゆかりの文士たちにも愛されたという「納言志るこ店」。かつて都内から足繁く通った常連客から寄贈された書が、今も店内に残されています。月ごとに季節の意匠をあしらった手書きの暖簾も、その常連客が手がけたもの。長い年月を重ねた店だからこその、人と人との繋がりが今も息づいています

▲果物やアイスクリーム、自家製寒天に、自慢の粒あんと沖縄産の黒糖蜜をたっぷり添えた「クリームあんみつ」。地元の常連から何世代にもわたって愛される、ひんやり甘い老舗の味です

▲創業以来変わらぬ製法で作り続ける看板の「田舎志るこ(つぶ餡)」。大粒の小豆をふっくら炊き上げた粒あんに、香ばしく焼いた餅が絶品。塗り直しながら50年もの間大切に使い続ける山中塗りのお椀でいただく一杯は、鎌倉散歩で冷えた身体にもじんわり

▲賑やかな小町通りから路地へ入った先に、ぽっと灯る「納言志るこ店」の看板。30年以上価格も変えず、変わらぬ場所で鎌倉の人々や旅人を迎え続けています

概要

※掲載している情報が変更になっている可能性がございますので、公式サイト等で最新の情報をご確認ください。

店舗名
納言志るこ店
なごんしるこてん
住所
〒248-0006 神奈川県鎌倉市小町1-5-10
TEL
0467-22-3105
アクセス
江ノ電「鎌倉駅」から徒歩2分
営業/拝観時間
11:00〜17:30
定休日
水曜、第3木曜
公式サイト
こちら
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