江ノ電「長谷駅」から大仏に向かい静かな路地に入ると、表通りの喧騒からは一転した鎌倉らしい緑豊かな住宅エリアが広がります。そんな自然豊かな長谷の街にひっそりと佇むのが、アトリエ兼ショップ【YYossYY(ヨッシー)】。グラフィックデザイン、彫刻、家具づくりを学んだ安弘さんとアパレル出身の志保さんによるジュエリー・ブランドです。
「シンプルで温かみやユーモアが感じられ、生活に溶け込みながらも、控えめに主張するようなものをつくれたらと思っています」と話す安弘さん。店内を見渡すと、どのシリーズも‟クスッと笑えるユーモア”がありながら、一生モノとして愛用できる高いクオリティを両立させているものばかり。デザイナーであり、職人である安弘さんのこだわりが詰まったアート作品の展覧会を訪れたような気分でワクワクします。
セルフビルドの温もりある店内ではお二人の制作風景も見られ、作家さんとの距離が身近に感じられるのもこの店ならではの魅力です。
▲日本の昔話『桃太郎』に登場するキャラクターや要素を丸ごとジュエリーにしたシリーズ。桃から飛び出してきたような主人公「桃太郎」だけでなく、お供の「犬」「猿」「キジ」、退治される「鬼」、さらには「きび団子」まで。それぞれ愛らしさたっぷり。写真のピアスは左右片方ずつの組み合わせでの販売も可能
▲作品のデザインの元となる安弘さんのスケッチブック。シンプルながら大胆なラインが魅力です
▲こんなものもジュエリーのモチーフに!「おならシリーズ」は、おならが出た瞬間の空気の揺らぎや煙のような動きを、美しい曲線で表現した作品。ジュエリーをきっかけに会話が生まれる仕掛けも安弘さんならではの表現です
▲海外の方にも人気の「へのへのもへじ」シリーズのバングル、リング、ネックレス
▲大仏様の螺髪(らほつ)や表情、シルエットを絶妙なバランスで抽象化した大仏シリーズのブローチ。真鍮製でマットな質感がおしゃれで部屋のインテリアにもかわいい! ピアス、ネックレスやリングもあります
▲街の喧騒から離れ、鳥たちのさえずりが響く長谷の谷戸の奥。自然に溶け込むようにひっそりと佇むアトリエ。ぜひ小さな扉を開けてみて
▲セルフビルドしたという店内。大正から昭和にかけて作られたショーケースなどが置かれ、手作りのすりガラスの窓枠などもどこか懐かしくノスタルジックな趣です
▲サーフィンが好きで自然のある場所でお店を持ちたいと都内から移住したという、安弘さんと志保さん夫妻「ジュエリーだけではなく、周りの自然や会話も含めゆっくりとお過ごしいただけたらと思っています」
▲大仏から程近い長谷・谷戸の緑の中、この看板が目印