鵠沼海岸の住宅街にひっそり佇む【サルデーニャ料理とワイン greco(グレコ)】は、長年イタリアンで研鑽を積んだオーナーシェフ石原さん夫妻が営むアットホームなリストランテ。イタリア本土の西部に位置する地中海のサルデーニャ島に伝わる郷土料理と、40種類以上の現地ワインを楽しめる隠れ家的なお店です。
名物は、薄焼きのパン「パーネカラザウ」、粒状の「パスタフレーグラ」、カラスミや羊乳の「ペコリーノチーズ」をはじめ、オリーブオイル、塩、トマトなど調味料や素材もサルデーニャ産にこだわる徹底ぶり。前菜からデザートまで素材をふんだんにいかした “島の食卓”をそのまま味わうことができます。素朴ながら味わい深い料理と島の海風と太陽に育まれたサルデーニャワインで、“島のバカンス気分”に浸れる一軒です。
▲島伝統のパリパリの薄焼きパンにトマトソース、羊のチーズ、ポーチドエッグを乗せた郷土料理「パーネフラッタウ」。パリッと軽い食感が、前菜にもぴったり
▲スペイン産ムール貝、帆立、アサリの旨味をたっぷり含んだプチプチ、モチモチした食感の粒状のパスタ料理「貝類のフレーゴラ タロス風」。フレーゴラは、パスタのこと、タロスは土地の名前だそう。この料理の美味しさに初めて出会ったのは、現在も渋谷にあるサルデーニャ料理店「タロス」だそうで、そのお店に敬意を表してメニュー名に記しているそうです
▲サルデーニャで食後酒として愛飲されている「ミルト」は、地中海沿岸に自生する低木ミルトの果実を砂糖で漬け込んで作られる伝統的なリキュール。ミルトベリーの凝縮された香りとほんのり感じる苦味が特徴。添えられた葉は、店の裏で大切に育てられているミルト(和名:ギンバイカ)の葉。毎年5月には小さな白い可憐な花を咲かせるそう
▲島のラビオリとして親しまれている伝統的な手打ちパスタ「クルルジョネス」。フィリングは、ポテトとペコリーノチーズにほんのりミントがアクセント。セージバターソースまたはトマトソースが選べます
▲外観同様に地中海を思わせる白とブルーを基調とした明るい店内。メニューは、島の美しい風景写真で彩られています。テーブルとカウンター全8席のため、事前予約がオススメ
▲フレッシュチーズをベースにフワフワでクリーミーな口当たりの「サルディニアンクリーム」。デザートも素材をいかした優しい味わいが揃います
▲長年にわたりイタリアを訪れる中で、ある日サルデーニャ島を訪れた際、それまでの価値観が180度変わってしまうくらいの衝撃を受けたという石原さん。イタリアに程近い場所ながら、四方を海に囲まれ起伏のある島の立地や地形、気候風土などがもたらす多様な人種と歴史が育んだ独自の食文化があり、未だ全容が解明されていない古代遺跡などもたくさん残る、とても神秘的なパワースポットだと教えてくれました
▲鵠沼海岸駅から徒歩7分ほどの住宅街に佇む、白壁とブルーのテントのコントラストが美しい地中海風の外観。壁に描かれたサルデーニャ自治州の州旗が目印です