創業は明治15年、初代は飴屋としてスタートしたという【三留商店】。140年以上もの間変わらぬ場所で、地域の酒屋・食料品店として愛され続けています。かつては、別荘地として賑わっていた鎌倉。そこで過ごす方の要望に応えるため、店頭に並べる品々に磨きがかかっていったと、4代目のご主人を支える女将、昭代さんが教えてくれました。
店内に入るとまずは、棚に隙間なくぴっしりと陳列された乾物や調味料、お菓子、酒類など、国内外の個性あふれる品揃えの多彩さに目を奪われます。さらに商品の多くには、店主の一押し!ポイントが書かれたメモが貼られ、そのどれもが熱量のこもったコメントのため、店内を一周するだけでもワクワク。あれもこれも持ち帰って味見してみたくなる魅力的な商品が並びます。
▲食通として知られた作家の向田邦子さんをはじめ、食を愛する多くの方達の要望に応える中で、珍しい食品も積極的に取り入れるようになったそう
▲三留商店のこだわりと歴史が詰まった三留商店オリジナルの商品。左から、簡単に作れる「ピクルビネガー」オリジナルレシピ付。10種類以上の漢方をブレンドした医食同源の「薬膳ソース」、ちょっと贅沢なレトルトビーフカレー「鎌倉薬膳カレー」は、三留商店の看板犬・柴犬クウちゃんのイラストが目印
▲左から、パッケージごとに江ノ電や大仏などイラストが描かれた「ウエルカム トリップパックコーヒーBOX」5個入、鎌倉の農家が土づくりからこだわった鎌倉野菜で作った「森田ファームドレッシング」、鎌倉坂ノ下のしらす漁師三郎丸の「鎌倉しらす・うす焼き」
▲4代目のご主人を支える女将、明るく気さくな昭代さんが出迎えてくれます
▲普段飲みに嬉しい手軽な価格のワインもずらり。もちろんビールや日本酒、ウイスキーなど酒類も豊富
▲三留商店のある鎌倉・坂ノ下は、由比ヶ浜の海岸線に程近い長谷駅と極楽寺駅をつなぐ道沿い、江ノ電と紫陽花のフォトスポットとしても知られるエリアにあります