江ノ島・鎌倉の厳選旅館・ホテル案内

小田急線・江ノ電沿線 いつかは泊まりたい憧れのお宿

【鎌倉プリンスホテル】全室オーシャンビューの眺望。七里ガ浜の丘に建つ鎌倉を代表するリゾートホテル

七里ガ浜の丘の上に建つ全97室を有するリゾートホテルが、鎌倉プリンスホテルです。1995年にオープンし、30周年を迎えました。お部屋に設えられた全面窓からは、時刻や天気で変化する美しい相模湾の景色を堪能することができます。この場所にステイすることを目的に、鎌倉旅行を計画してみてはいかがでしょうか。

▲夏季限定でオープンするプールは、鎌倉プリンスホテルのシンボル。アーチ状の建物は、「ザ・プリンス軽井沢」を彷彿とさせます

3、4階のホテル棟の客室前には、夏季限定で営業するプールがあります。夏は日射しの中をプールサイドで過ごしたり、お部屋で涼んだりを繰り返して過ごすのも楽しそうです。
周辺には、人気の飲食店やカフェも複数あります。七里ガ浜周辺のお散歩に出かけてみてはいかがでしょうか。朝夕をアクティブに過ごすなら、海岸まで下りてウォーキングを楽しむのもお薦めです。

▲南向きのお部屋からは相模湾が正面に。まるで写真作品が飾られているかのような「ピクチャーウインドウ」を体現する大開口窓からの景色が圧巻です

設計は故・清家清氏(1918-2005)によるもの。氏は戦後の都市住宅の原型となった「私の家」(登録有形文化財)を手がけたことで知られ、後に「軽井沢プリンスホテル(現 ザ・プリンス 軽井沢)」や「新富良野プリンスホテル」なども担当しました。お部屋に佇んでいると、清家氏が生み出した空間、風化しないその価値を感じ取ることができるようです。

江ノ電「七里ヶ浜駅」からはホテルによる無料シャトルバスを利用するか、江ノ電バスもしくは徒歩でのアクセスとなります。国内外に80以上のホテルを展開する、国内屈指のホテルチェーン、プリンスホテル直営のリゾートホテルです。食事やサービスも安心のクオリティーで、心地よい滞在が約束されています。

【岩本楼】相模湾ビューのお部屋やお風呂だけじゃない。弁財天さまに癒やされ、活力が湧いてくる不思議なお宿

江島神社の入口、竜宮城を模した瑞心門へ向かって真っすぐにのびる江の島弁財天仲見世通りは、現在も多くの茶屋や土産物屋が軒を連ね、朝から晩まで人の通りが絶えることはありません。この参道右手にあるのが岩本楼です。お寺やお屋敷のような石垣と塀、大きな石門に掲げられた岩本楼の看板が目印です。小田急「片瀬江ノ島駅」から、江の島弁天橋を渡り徒歩13分ほどで到着します。

▲賑やかな江の島弁財天仲見世通りで、厳かな雰囲気をたたえる岩本楼の入口。手入れされた松や梅の植栽が出迎えてくれます

鎌倉時代のはじめ頃、岩屋本宮(現 江の島岩屋)中之坊(現 奥津宮)を別当として管理していたのは、「岩本坊」というお寺でした。後に「岩本院」の称号が与えられ、宗教や経済も含め江の島全体を治めることに。同時に、江戸時代まで将軍や諸国大名の休憩処や宿泊所の役割も担ってきました。

そして時代が大きく変わった明治7年に、「岩本楼」として旅館業をスタート。皇室のご利用をはじめ、全国から訪れる一般客まで幅広く受け入れてきました。創業150年を超え、このエリアで最も歴史ある老舗旅館として、岩本楼は現在も島を訪れる人々を温かく迎えています。

▲和室から続く広縁(ひろえん)。窓を開ければ潮騒が聞こえ、庭木の先に相模湾が広がります

岩本楼は、28部屋からなる和風旅館です。畳のお部屋はすべて西向き。窓の先には、相模湾の眺望が広がります。空気が澄んだ日には、富士山が見えるお部屋も。全室トイレ、お風呂付のお部屋ですが、「洞窟風呂」と国登録有形文化財に登録される「岩本楼ローマ風呂」が有名です。

鎌倉時代から江の島の神仏とともに、武将や大名から庶民までも受け入れ、休憩や宿泊の場を提供してきた岩本楼。現在も館内の数か所に弁財天さまが祀られていることからも、その長い歴史を感じることができます。流行りの昭和レトロではありません。「鎌倉レトロ」とでも呼ぶべき、鎌倉時代からの神仏の息吹が宿る旅館に泊まる、その魅力を存分に味わう旅に、出かけてみてはいかがでしょうか。

【鎌倉パークホテル】上質な空間が生み出す非日常的な時間。オーシャンビューの客室と料理が評判の海近ホテル

国道134号線を隔てた先に広がるのは相模湾、海が目の前という場所に鎌倉パークホテルはあります。同ホテルは、地域に根差した独立経営のホテルとして、創業から50年超となりました。

徒歩の場合は、江ノ電「長谷駅」が最寄りとなります。長谷駅からは、坂ノ下から海沿い、国道134号線の歩道を歩いて12分ほどで到着します。長谷駅周辺は、タクシー乗り場がないため、タクシーを利用する場合は、鎌倉駅からのタクシー乗車がお薦めです。

▲坂ノ下と稲村ガ崎の中間、国道134号線沿いに建つ「鎌倉パークホテル」。国道の向こうは相模湾という立地です

建物に一歩足を踏み入れた瞬間に、国道や海から聞こえていた雑音が途絶え、がらりと印象が変わります。1階奥には採光豊かな明るいフレンチレストラン「ペルゴーラ」、その手前にラウンジ & バーがあり、右手にフロントがあります。イタリア産という総大理石張りのロビーに立つと、「特別な空気感」、日常とは異なるゆっくりとした時間の流れを感じます。

▲各フロアに1室のみ、最も海に近いオーシャンツイン(定員2名、36㎡)の窓辺からは、相模湾越しに由比ガ浜、材木座、そして逗子方面まで一望することができます

重厚なドアを開けて室内に入ると、ベッドやソファー、テーブルやチェアなどの家具類、さらには壁の模様や洒落たランプなど、お部屋のすみずみまでデザインされた空間に気持ちが高揚します。派手なラグジュアリーとは一線を画す、落ち着きと心地よさを兼ね備えたインテリアが秀逸です。

また空間に余白、ゆとりも感じます。実は、最もベーシックなスタンダードツインのお部屋でも34㎡もの広さとのこと。調度品などの質感だけでなく、このスペースのゆとりこそが、時間を忘れるような、リラックスした気持ちをもたらしてくれるのかも知れません。バスルームの床や壁面は、なんと大理石!バスタイムもゆっくりと楽しみましょう。

リフレッシュしたくなったら、多忙な日常から離れて、鎌倉パークホテルにステイする鎌倉旅行がお薦めです。